環境・エネルギー部より、毎月恒例の補助金のご案内です。
今回は当社内の事業で今年度申請し、採択された断熱の補助金についてご案内します。
省エネと聞くとエネルギーを使用する設備に注目されがちですが、少し前からその設備を使用する建物の断熱性能の向上にも国が補助金を出して、既存建物の断熱化を推進しています。お客様に勧める前に自らが・・・と一念発起し、この度ご紹介する補助金を活用させていただきながら、当社も自社ビルの断熱化に取り組みました。
今後もこの断熱は省エネに絡めて重要なキーワードになりますので、是非チェックしてみてください!
仙台市事業所断熱改修促進補助金
- 補助対象者
1.仙台市内において事業所、病院、学校、工場、店舗等を使用している者
2.1に貸し付けしているもの
また、申請者と使用者が同一の場合、仙台市の※温室効果ガス削減アクションプログラムに参加していることが必須となります。
※温室効果ガス削減アクションプログラムとは、仙台市が事業者と連携して、事業活動から発生する温室効果ガスの排出削減に取り組む制度です。
こちらへの参加が重要な申請条件で、計画等書類作成と申請業務が生じます。一見難しそうですが、仙台市の方も丁寧に教えてくれますし、当社も作り方は理解しているので、アドバイスさせていただくことは可能です。 - 補助対象経費
設計費、材料費、工事費 - 対象設備(主なものを抜粋しております)
既存の窓の断熱改修工事を実施する場合(建替えに伴うものを除く)であって、以下の要件を満たす窓が対象となる
・複層ガラス(Low-Eガラス※に限る)
・サッシ(木製、樹脂製、アルミ木複合製、アルミ樹脂複合製)
※Low-EガラスとはLow Emissivity Glassの略で、ガラス表面に特殊なコーティングを施していることで窓からの熱損失が低減できるガラスです。 - 補助率・補助上限額
・補助率 補助対象経費の1/3以内
・補助上限 300万円 - スケジュール
・申請受付期間 2024年12月24日(火)まで
・事業期間 採択後 ~ 2025年1月31日(金)まで(採択発表は順次) - 補助事業URL
https://www.city.sendai.jp/ondanka/jigyosha/actionprogram/hojokin/dannetsu.html
ミカド電装も補助金を申請して採択されました!
今回ご紹介した補助金は当社も申請して採択されました。
現在はその結果を受けて、空調が設置されている部屋の窓に内窓(既存の窓はそのままで、もう1枚窓を被せる二重窓のイメージ)を施工しています。
7月半ばころから工事が始まり、8月一杯くらいで完了の見通しです。月々のエネルギー使用量にどんな変化がでるのか、体感的にどれほど変わるのか、とても楽しみです・・・
最後に写真だけ一部お見せしたいと思います。
少しグリーンに見えるのが、Low-Eガラスです。近くで見てみると角度によって色の違いがわかります。当社はグリーンガラスという断熱・遮熱性の高いガラスにしました。
今回は以上となります。何かご質問などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
(ミカド電装商事 環境・エネルギー部)