☆会社で毎月行われる朝礼でのお話の内容を掲載させていただいています。
☆今回の内容は4月1日に行われた社内研修でお話した「エースユナイテッドグループの一員ならこれだけは覚えておいて欲しいこと 2025年度版 がベースになっています。
今年もミカド電装商事をはじめとしたエースグループの社員の皆様には、期末の決算賞与をお渡しできました。
そこで今回はお金について思うところをお伝えしていきたいと思います。
そもそもお金ってなに?
お金は信用の代替物
この言葉は私が考えたのではなく「ホリエモン」こと堀江貴文さんの言葉です。
「代替物」なんていかにもお金をバカにしたような悪役ホリエモンらしい言い方ですが
私なりにちゃんとした言い方にすると、「お金は信用の証(あかし)として社会に流通している」ということです。
みなさんも例えばラーメン屋さんで食券を買うときや、コンビニで飲み物を買うときに、そのラーメンや飲み物から得られる満足を期待し、信用しているからお金を払うでしょ?
それで期待していたより美味しかったら得した気分になって「また買おう」ってなったり、
それほどでもなかったら、損した気分になって「次はないな〜」なんて思ったりするわけです。
信用はお金を生む
みなさんがお給料やボーナスをもらう仕組みも、実はいっしょです。
会社として、注文いただいたお客様の期待通りであれば、納品された商品やサービスを受け取ってもらえ、お金が支払われます。
さらに期待を上回っていれば信用されて「次も頼むよ」となり、さらにお金が生まれます。
もし期待を下回れば「次はないな〜」となり、それっきりか、最悪クレームとなり返品を受けることにもなるわけです。
こうして得られた信用の分け前を、私たちはお給料として受け取り、さらにボーナスが発生する、というわけです。
もちろんその年の社会情勢や、運不運にも左右されますが、理屈はそういうことなので、長い期間ならしてみると、たいていそのようになっています。
お金で信用を買うのはかなり難しい
じゃあ逆にお金があれば信用されるのか? といいますと、結構これが難しい。
理由もなくお金を配られたら、一瞬嬉しいようですが、やはり気持ち悪いですね。
お金をたくさん使って金ピカの格好をしたりしても、どちらかというと「怪しい人」に見えてしまいます。
私も仕事がら、お金のある人にはたくさん会いますけど、そういう人にはただお金が欲しい人が集まったり、そうでない人もみんな優しいので表面上はチヤホヤしますが、裏では完全にバカにしてますね。
お金は「汚い」モノ?
いっぽう、お金は「汚いモノ」という考え方もありますね。
汚いことをしないとお金は入らない、だから汚い、というわけです。
日本の時代劇でも、お金持ちの商人はだいたい悪いことをしていて、暴れん坊将軍とかに、悪代官もろとも成敗されることになってます。
外国にも「ベニスの商人」のようにあくどい金貸しがきっちり成敗されるといった、同じような話がたくさんあります。
使う人・考える人の心が表れているだけ
しかし、これって悪いことをしてお金を手にした人の心が汚いだけで、お金そのものにはなんの罪もありません。
お金はただの物質で「信用のあかし」ですから、お金を使う人の心を映す鏡のようなものなんですね。
その人の心のありようできれいにも汚くにもなる
儲ける人、使う人、その人の心に汚いところがあれば、その分お金は汚くなりますし、
同じ行為をするにしても、きれいな心があればあるぶん、お金はきれいになります。
最近よく言われる「カスハラ」も「お金を払っているんだから威張ってもいい」という、その人の心の汚い部分が行動に出てしまっているのだと思います。
逆に、会社や個人がする寄附行為で使われるお金は、その人たちのきれいな心を反映してますよね。
私たちエースユナイテッドグループは「未来に貢献する」という理念に基づいて働いていますので、みなさんは堂々とお給料やボーナスを貰っていいわけです。
お金は未来のために 消費・投資・投機の区別をつける
では、そうやって手にしたお金を具体的にどう使うのか?ということなんですが、私は消費、浪費、投資、投機の区別をはっきりして、未来のために使うのが良いと思います。
今必要な分・・・消費
生活していくために必要なものを買うことを「消費」と呼びます。
最近1年で2倍になってしまったおコメなどの食料品、電気代、水道代、家賃などに使う分です。
「費やして消える」読んで字のごとしですが、使って無くなるけど、これをおろそかにすると、健康を損なうおそれがあります。
必要じゃないのに・・・浪費
同じ費やすのでも、必要じゃないものに使うお金です。
いい気分になるために贅沢なモノや行為に使うお金と言っても良いと思います。
無駄といえば無駄ですが、全く浪費しない人生もつまらないかもしれませんね。
浪費の「浪」は「目的なくさまよう」という意味だそうです。
どっちにしても大切なお金がなくなる行為なのは間違いないので、ほどほどにしておくのが良いと思います。
未来のために必要な分・・・投資
今必要じゃないけど、未来に必要になることに使うお金です。
イメージ的には、資(お金)を未来に向かって投げて、その未来が到来したら、その時価値が増えているであろう資を回収する、というイメージです。
お金を未来に投じて、生かす・増やすという使い方です
どこに投資する?
じゃあどこに投資するのが良いのか?ということになりますが、私のオススメは断然
・自分自身や家族の教育に投資する
これが一番割に合う投資だと思います。
アラブの言葉に「誰も脳みそは貸してくれない」、ユダヤの言葉に「強盗が来ても持っていかれないものは頭の中身だけ」というものがあります。
日本にも「芸(習い事、勉強)は身を助ける」というのがありますね。
頭の中や、体に身についたスキルは一生死ぬまであなたや家族を助けることになります。
・平均株価に投資する
将来に向かって、今あるお金を増やすという考えなら、おすすめするのは世界の優良株(オールカントリー型)やアメリカの株価指数(SP500)や日経平均などに連動した、指数連動型ETF(上場投資信託)が良いと思います。
世界やアメリカ、日本の株価の「平均」を買うという考え方です。
明治時代の「1円」は今でいうと4万円程度の価値があったそうですが、今はアメ玉一個も買えません。
通貨というのは歴史が証明する通り、時間の経過とともに価値が目減りしてインフレになる法則があります。
そして平均株価も長い目で見ればインフレに合わせて値上がりを続けます。
ちなみにマクドナルドのハンバーガーが100円だった2005年の日経平均株価は1万3000円程度でした。
現在の日経平均はトランプショックで下がったとはいえ、3万5000円(2.7倍)です。
マクドナルドのハンバーガーはどうなったかというと、今年の3月に値上げして190円(1.9倍)。
つまり、2005年に日経平均に連動するETFを100円分買った人は、20年後の2025年に260円になったETFを解約して190円に上がったマックを1個買っても、70円−手数料のお釣りが来るわけです。
手数料の事も慎重に考えなくてはいけません。
手数料の安いETFを選べば年間保管料(0.05%)込みで2円程度のコストですみますが、購入時と解約時の手数料の他に年間保管料を1.5%取るファンドを買ってしまった場合、上記のケースでは約45円のコストが発生する試算になり、マックを食べて手元に残るのは25円ということになります。
・リスク分散のため 毎月定額を積み立てるタイプがオススメ
毎月同じ額でコツコツ買っていけば、株価が上がったときは少なく買って、下がったときは多く変えますので、リスクを分散できます。
時間も平均化する、といった感じですね。
まとまったお金の入っている口座から、長期間かけて毎月引き落としてもらうのも一つだと思います。投資しながらちょびちょび使えますしね(笑)。
☆まとめて払いたいなら、一時払いの年金保険も考える価値があると思いますよ。
目先の欲のため・・・投機→機会に投じる
手っ取り早くお金を増やしたい人が手を出してしまうのがこれ。
使ったお金がゼロどころかマイナスになることもあります。
FXや個別の株式、ITとか資源とか特定の銘柄に投資するタイプのファンドにも結構このタイプがあるので要注意。
この世界にはそれでご飯を食べているプロの人達がワンサカいて、買った負けたの世界を繰り広げています。
街のケンカ自慢がプロ格闘家の大会にノコノコ出ていくのとなんにも変わりません。
しかもプロは先物取引という手法で「売り」から入ることができます。
買うことからしか取引に入れない我々素人は、さっきの大会に、片腕ギブスして参加するようなもの。
しかもプロは常に全力勝負、片腕ギブスの素人にも手加減はしてくれませんよ。
公営でも非合法でもギャンブルは投機の仲間です
非合法のギャンブルはする方もさせる方も犯罪ですね。
競馬などの公営ギャンブルや、パチンコなどのグレーな遊戯は投機的な娯楽です。
時々はお客が逃げないように勝たせてもらえますが、長期的には絶対に戻ってきません。
どうしてもやるのなら、浪費といっしょでいい気分になるためにほどほどにしておくのが良いと思います。
ほどほどでやめられない人は依存症ですから、一切触れないほうが良いと思いますよ。
私も30年以上、まったく触れていません。
まとめ
まとまったお金が入ったときは、少し使ってみるのも良いけれど、なるだけ自分の「未来に貢献する」お金の使い方をしてくださいね。
