電池Q&A

GSユアサについて

基本知識

高電圧、高容量のマンガン系リチウムイオン電池です。

MSEX-〇〇、SNSX-〇〇” ”「X」は、GSユアサ独自の表記方法です。通常、据え置き型蓄電池は使用目的によって単電池を組み合わせて使用します。GSユアサではこれらの組み合わせた場合に「X」を付けて組電池と表します。

電池単体の状態である単電池は「X」をつけません。「X」が付いている場合は、GSユアサ製の組電池であることが分かります。

省スペース性、メンテナンス性の高さ、長期寿命などの特性がありますので、それらをトータルでご検討いただく必要があります。詳細は代理店までお問い合わせください。

リチウム電池は高価な電池になるので3倍程度高くなります

GSユアサの製品は消防庁告示に基づき、消防用設備に必要な 「蓄電池設備型式認定」を消防庁認定機関(一般社団法人日本電気協会)から取得しています。

日本工業規格 JIS C 8715-2:2012 の「産業用リチウム二次電池の単電池及び電池システム:第2部」の安全性要求事項に全て適合しています。さらに一般財団法人電気安全環境研究所(JET)から適用規格(JIS C8715-2)の第3者認証を取得しています。

非常用電源、電気自動車、海底探査船、人工衛星、宇宙ステーション、旅客機、潜水艦など、安全性や品質の高さが求められる様々な分野で使用されており、高い信頼を得ています。

電気自動車や家庭用の非常電源としても脚光を浴びている「リチウムイオン電池」です。この電池は宇宙ステーション補給機「こうのとり」に積まれてISSへ輸送され、2020年5月21日に打ち上げが行われました。

「こうのとり」に続く新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」にもリチウムイオン電池が採用されており、今後もISSの運用を支えていきます。
また、GSユアサの宇宙用リチウムイオン電池は令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞するなど、高い評価も獲得しています。

蓄電池について

基本知識

畜電池には内部に正極(+)と負極(-)と呼ばれる2つの電極があります。充電時は外部の電力源から電流を流すことで、電池内部の電解質が科学反応を起こし、電極間にエネルギーが蓄えられます。

放電時は電池の正極と負極を外部の回路に接続することで、蓄えられたエネルギーが放出されます。このとき、電極間を電子が流れ外部回路を通じて電流が生じ電気を起こすことができます。

蓄電池数量の「セル」という単位は「単電池」ともいい、プラスとマイナスの電極をもつ1つの電池単体をさします。(身近な例でいいますと家で使用する乾電池は「単電池」です)この単電池を直列でつないだものを「組電池」といい、蓄電池はこの組電池に該当します。

例えば、鉛蓄電池のセル(鉛蓄電池の場合は1セル2Vで、アルカリ蓄電池の場合は1セル1.2V)を6個直列で接続されて12Vになっている蓄電池は「6セル」(単電池6個を直列でつないだ組電池)となります。
「個」とは蓄電池の数量そのものを指します。蓄電池の構成や内部のセルの数には直接的な関係はありません。

使い方

一般的に産業用リチウムイオン電池の容量の表記は1時間率です。例えば容量が15kWhの場合、15kWの負荷で1時間、5kWの負荷で3時間ご使用いただけます。

一般的に10~15年といわれております。但し、使用方法や環境などによって寿命が変わりますので詳細については代理店までお問い合わせください。

メモリー効果はありません。(電池残容量がある状態で充放電を繰り返しても問題なく使用できます。)

使用できるサイクル数は電池の負荷の使用条件によって決まります。例えば、利用率を50%に抑えるとサイクル数は2倍に伸びます。但し、機械的寿命の15年を超えて使用は出来ません。

お客様の負荷使用条件がわかればシミュレーションによって使用できるサイクル数を計算し、容量を選定することが可能です。

GSユアサ製に限らず、すべてのリチウムイオン電池で誤った取扱いをした場合、故障の原因となります。また最悪の場合、発煙・発火します。しかしGSユアサはセル構造、モジュール構造、電池監視システムにより万全な安全性を確保しており、GSユアサ推奨の取り扱いであれば安心してご使用いただけます。

GSユアサの産業用リチウムイオン電池とマッチング試験を実施したパワーコンディショナであれば取付けが可能です。

仮設の電源装置やバッテリーを弊社で準備し、更新設備と並列に接続して切り替えることにより、負荷の停止を一切発生させずに工事することが可能です

電源装置一式更新工事については切替のための停止が必要になる場合があります。

購入の前に

鉛蓄電池は、電圧・容量・寸法はJIS規格で統一されているため同じです。アルカリ蓄電池は、電圧・容量は同じなのですが、寸法は一部異なる製品もあります。リチウムイオン電池は、使用材料の違いや、メーカーにより全て異なります。

保証期間については、納品日から1年となります。但し、自動車電池は保証の内容が異なります。

収納スペースに問題がなければ可能です。但し、HS型蓄電池とMSE型蓄電池は充電方法が異なります。電源装置の改造が必要になるため、使用年数によっては対応できない場合があります。

現行品の電源装置(トラスターシリーズ)の場合、改造ではなくデジタルパネル内部の設定変更のみで対応可能です。

一例ですが、GSユアサの鉛蓄電池のUPS(50kVA、10分バックアップ)で比較した場合、体積比で約45%削減できます。

その他 GSユアサ製品のリサイクルと処理について

使用済の触媒栓は有害物質を含むため、法に沿った適正な処理が必要になります。処理を行う場合は、工事請負の元請業者に限ります。処分の方法は2通りとなります。

  • 自ら処理業者と契約を結び処理をする方法
  • 当社を経由し広域認定制度を使い処理をする方法

一部の小型電池については、メーカーが自主回収しますので事前登録をすれば、宅配便でメーカー指定場所に送っていただければOKです(ただし、マニュフェストは発行できません)。
自主回収対象品以外の産業用鉛蓄電池は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に則り的確に処理をしてください(通常の処理業者による処理とメーカーによる広域認定処理があります)

広域認定の場合は当社にご連絡を頂き、産業廃棄物処理委託契約書(広域認定制度準拠)締結後、日程調整の上、広域認定収集運搬業者が引き取りに伺います(有料)

自動車用のバッテリーにつきましては、当社から販売した電池は、当社に持込を頂ければ無償で引取を行っております。当社以外から購入された電池は、一般社団法人鉛蓄電池再資源化協会のリサイクルシステムを利用して処理することが可能です。
http://www.sbra.or.jp/index.html

非常灯内蔵などの充電式ニカド電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池は電器量販店やホームセンターの回収ボックスへ投函していただくか、量が多い場合は、一般社団法人JBRCで無償回収をしてもらえます。

産業用鉛蓄電池及びアルカリ蓄電池は、広域認定制度にて当社で承っております。但し、国内メーカーの製品に限ります。

環境大臣から認定を受けた製造メーカーが、複数の都道府県にまたがって使用済み製品の回収/リサイクルを実施するする制度です。

廃棄物収集運搬及び処理業の許可を不要とする特例制度です。

UPSについて基本知識

使い方

直接、人命にかかわる医療機器等及び、人身の損傷に至る可能性のある電車、エレベーター等の負荷用途には使用できません。

お問い合わせいただける際は負荷用途をご教示いただけますようお願い致します。

約3~5年です。(使用環境、使用状況によります)

電機工業会の発表では、10kVA以下は5~6年、10kVA超は6~10年となります。 https://www.jema-net.or.jp/jema/data/201604UPS.pdf

購入の際に

小型電池の場合、3万円以上にはかかりません。

ただし、その他の購入商品も含め、時間指定や車上渡し以外の場合は送料が発生いたします。

対応可能です。但し、機種によってはメーカー技術員でなければ対応ができない機種があります。

UPSの処理方法

マニフェストや広域認定管理表などの書類は提出できませんが、当社から新規購入時の取替品のみ、メーカー問わず無償引取が可能です。

その際は送料元払いで京都までの発送になります。

処理証明が必要な場合、広域認定の処理証明書の発行でよければ新規購入の取替品かどうかに関わらず、処理をしたい汎用UPSがGSユアサの広域認定制度に登録されているメーカーであれば有償で、GSユアサの広域認定制度で引き取り、処分が可能です。(産業廃棄物処理委託契約書(広域認定制度準拠)
締結後、日程調整の上、広域認定収集運搬業者が引き取りに伺います)法律で定められたマニフェストの発行が必要な場合は、産業廃棄物の処理業者及び収集運搬業者とお客様が自ら処理委託契約を締結して有償で処理することになります。

太陽光発電装置について

基本知識

1平方メートルあたり200W位です。

使い方

太陽光発電設備のシステムにもよりますが、太陽電池で発電した直流電力をパワーコンディショナを経由して増設した蓄電池に充電することができます。

パワーコンディショナに自立運転出力機能を搭載しているシステムであれば、使用することは可能です。

蓄電池を搭載していないシステムの場合は、曇天時や夜間は使用することができません。

太陽電池はメーカーにより異なりますが、発電保障としては約20年となります。また、パワーコンディショナはファン等の短寿命部品の取替を踏まえた上で、約15年を推奨しております。

定期的な清掃や点検をお勧めいたします。

清掃しなければパネル表面の汚損により発電量は下がります。

パワーコンディショナの点検義務はないため、メーカーにより異なりますが、GSユアサ製であれば5年周期の点検を推奨しております。また、短寿命部品としては、冷却ファンが約5年で、制御基板関連は約10年で取替が必要です。

購入の際に

積雪荷重対応可能な太陽電池を選択する必要があります。

積雪対策のため、電池の取付角度に注意が必要です。

蓄電池への充電を考慮したパワーコンディショナーへの交換が必要になります。

充電機能を追加した場合に売電ができなくなる可能性がありますので注意が必要です。

蓄電池容量により異なりますが、パワーコンディショナと同容量の蓄電池を設置した場合は、太陽光発電システムの約2倍となります。

屋外照明器具について

基本知識

1灯照度分布図とは、照明器具の配置などが決まっていない場合に、対象照明器具から照らされる光の分布を示すものです。基本的に対象の照明器具から照射される光の広がりや直下からどの距離まで光が照射されているかが分かる資料です。

購入の際に

条件によって異なりますが、水銀灯400Wの場合、LEDなら約100W相当で、メタルハライドランプの場合は、約120W相当の製品が該当します。

照明器具一式の取替の場合は、所轄の消防署へ届け出が必須になります。

ランプ交換の場合は、管轄によっては修理扱いとなり届け出が不要な場合もあるため、提出可否については管轄の消防署へお問合せをお願い致します。

直付けタイプ・吊り下げタイプとも販売されております。

直付けタイプ・吊り下げタイプと対応可能です。さらに一部の製品では器具をそのままにしてランプのみをLEDランプに変更するものも用意されています。

可能です。照明器具の配置のわかる図面を提示してください。

ミカド電装商事(株)について

基本知識

家庭用は扱っておりません。

点検作業のみの御依頼も承ります。GSユアサ製直流電源及びUPSの点検・整備、バッテリー(他社製含む)の点検及び寿命判定等、実施いたしますのでお気軽にお問合せください。また、点検項目は減りますが無償簡易点検も実施しております。

申し訳ございませんが、当社に送り返していただいても処分ができません。処理を行う場合は、工事請負の元請業者に限ります。処分の方法は2通りとなります。

  1. 自ら処理業者と契約を結び処理をする方法
  2. 当社を経由し広域認定制度を使い処理をする方法

エネルギーマネジメントについて

基本知識

現在ご使用になっている設備に無駄がないかを検証して、エネルギー消費を抑えるお手伝いを行うことです。例えば、現在の設備を経済的な製品に変更した場合や、太陽光発電のような創エネを導入した場合の電気代軽減シミュレーションを行い、報告書を作成して提案させていただくことを中心に、その後の稼働状況の確認等を補助することです。

風力、太陽光、バイオマス(生物資源)などの自然エネルギーにより発電された電力のことです。石油や石炭などの化石燃料による発電は、発電するときにCO2(二酸化炭素)NOx(窒素酸化物)などの有害物質が発生しますが、自然エネルギーによる発電は発電するときにこれらの有害物質を発生しないもしくは極めて少ない発電方法と言えます。

家庭用は扱って消費電力値を超えないよう常時監視し、警告や自動制御を行うことをいいます。

基礎系 (~ってなに?)

蓄電池

蓄電池内部の(電気)抵抗をいい、主に極板・電解液・隔離板などの抵抗をさします。

蓄電池は内部の活性物質の減少、電池内部の電解質の劣化。また、電極表面の酸化などの劣化要因が蓄積すると電池の内部抵抗が増加し、電池の性能が低下するため、内部抵抗値を確認し蓄電池の劣化度合いを判断します。