お願いではなく報告~お墓参りお宮参りの効用~
仕事柄、勉強会などで様々な分野で成功した方に色々お話を伺う機会があります。
すると何故か「(仙台から)伊勢神宮に毎年お参りに行っている」とか、「亡くなった親の月命日のお墓参りを欠かさない」とか、そんなお話をされる方が多いのに驚かされます。
日本経済新聞連載小説の「琥珀の夢」でもサントリー初代の鳥井信治郎が大変信心深い人間として描かれていました。
そちらの世界では「ご利益」と書いて「ごりやく」と呼びます。
「神様や仏様に祈ったら夢が実現する」
そんなこと本当にあるのでしょうか? それともただの偶然?
「他力本願」なんて言いますがはたしてそれで良いんでしょうか??
一説によると「祈り」は神仏、先祖にではなく常に祈っている自分に向かうものだそうです。
私見ですが、たぶん成功をする人は、ただただ自分の願望を祈るだけでなく、神様やご先祖様など、祈る対象に向かって「報告」をしているんじゃないかと思います。
例えばこんな感じに・・
「◯◯という願い事のために、今年は□□ということをしました。そして△△まで到達しました。来年も☆☆をやりますのでどうか見ていて下さい。」
こんな願いが神仏を経由して自分に向かってくるとすれば、自己管理というか目標管理と言うか、なんとなく成功の確率が上がるように思えます。
次のお墓参りでは横着せず、具体的な報告や相談事もしてみようかな?
お彼岸を前にそんなことを思っています。
おまけ
キリスト教やイスラム教などの一神教では神様に具体的なお願いをしないで「神さまの言うとおり」「神様は偉大です」とだけお祈りするのだそうです。そんなすごい神様と一緒にいることが彼らの自信になっているのでしょうね。

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