2019 ITU Word Triathlon Grand Final Lausanne
ITU世界エイジグループ
トライアスロン選手権(スイス、ローザンヌ)参戦記 前編
ミカド電装商事 沢田秀二
6月に、日本トライアスロン連合より今年度のトライアスロン世界選手権(上記大会)への選手派遣依頼書が会社に届き、正式に日本代表選手として試合に参加できることができました。
「日本を代表して大会に出場するからには情けない走りはできない!」と思い、それからの3ケ月間、計画的な高強度のトレーニングをこなし、身体もしっかりと絞り込みました。
今年度の国内レース年代カテゴリーでは負けなしの5連勝、スイム、バイク、ラン三種目それぞれのタイムもいい感じで仕上げ、、自身としてはけっこうな手ごたえを感じての遠征となりました。
結果的には、思い描いていた順位にはほど遠いものとなってしまいましたが、世界のレベルと、この競技の楽しさをしっかりと実感できたのは良い経験となりました。
いままでサポートしていただいたくれた方々、今回の遠征にむけて応援をいただいたすべてのみなさん、10日近く席を空ける自分に対して快く送り出してくれた会社のみなさんに感謝の意を表するとともに、以下のとおり報告をさせていただきます。
私自身、ヨーロッパ圏への旅行は初めてでした。、「スイスは人口800万人、国土は九州くらいの大きさで、公用語が4か国語(ドイツ、フランス、イタリア、ロマンシュ語)もあり、国土の高度が300~400mとけっこう高く、日本にくらべだいぶ涼しく、物価は高いがチーズとワインが美味しい」、といった程度のことをインプットし8月27日10時に成田を出発しました。
(ここからは毎日つけていた日記をもとに報告しますので文体がかわることご了承ください。)
8月27日(火)
成田の広い空港ロビーに到着し集合場所を探すと、すぐに「JAPAN」のユニフォームに身を包んだ、いかにも強そうな猛者たちが集合しており、すぐにこの団体で間違いないとわかる(この屈強なメンバーの中、自分だけ浮いているのではないか不安になる)。
10時の便にてアムステルダム経由でジュネーブへ飛び、到着後、陸路をバスで2時間。
待ち時間を含めて都合18時間の旅。
久しぶりの長時間長距離移動となり、ホテルに着いても身体のあちこちがカチカチで、非常につらい状態だったが、ここは自分を励まして荷ほどきとバイクを組み立ててから就寝。