1回だけの人生 どんな一生が良いか考える

3月に入りました。春がもう目の前ですね〜

日本では3月のこと古くから「弥生(やよい)」という名前で呼んでいます。

草木の芽吹く「いやおい」から「やよい」となったというのが語源とのこと。

ダジャレ好きのおじさんである私には、昔の日本人の「やー、よいね、いよいよ春だね〜」と言っている声が聞こえなくもないんですが。

弥生には「生」という文字が入っていて「なま」とか「いきる」とも読みます。

「いきる」という意味の「生」が入った言葉に「一生(いっしょう)」とか「人生(じんせい)」なんてものがあります。

「一生」は文字通り一回だけですし、「人生が2度あれば」という曲もありますが、どんな人でも人生を2回生きることは不可能。

もちろん「生まれ変わり」や「輪廻転生(りんねてんせい)」という宗教的な考えはあります。

考え方としてはありだと思いますが、前世を覚えているという人がほとんどいないことを考えると、あまり確実なものではなさそうです。

そんな一回しかない自分の人生、皆さんはどんな一生が良いですか?

「もっと頼りがいのある親から生まれればよかった」「もっと社交的ならよかった」「〇〇人ならよかった」「もっとリズム感があればよかった」「もこみちならよかった」といったところで、こういったものは「宿命(しゅくめい)」と言って、変えることは出来ません。

残念ですが、持って生まれた自分の「宿命」スタートで勝負するしかなさそうです。

でもがっかりするのは早すぎます。

変えることのできない「宿命」に対し、「自分の命をどう使うか」、という「運命」は変えられるんだそうです。

さて、ここを踏まえてもう1回、「どんな一生が良いか」考えてみましょう。

「お金持ちになる」「世界中をまわる」「子宝に恵まれる」「異性にモテモテ」「超仕事ができるようになる」「色んな人に感謝される」

…考えているうちになんか楽しくなってきました。

でも、でもですよ。

少し時間がたつと、なんかむなし〜い気持ちになりませんか?

「そんな夢見たいなことを人生の目標にしても、どうせ達成できない

って不安な気持ちが生まれて

「結局は運次第、なるようにしかならない、それが人生、だから運命を変えようなんて思わないし、目的とか目標は持たないそれが一番安心」

ついそんな気持ちになってしまいませんか?

たしかに目標をたてたところで人生は常に想定外のハプニング続き、

うまくいく保証なんてどこにもありません。

不安を嫌がってそんな気持ちになってしまうのが、きっとわれわれ凡人の性なんでしょう。

実は私もそう考える一人だったんですが、4年ほど前に早期がんが見つかって少し気持ちが変わりました。

幸い胃の三分の二と引き換えに当座の命は助けていただきましたが、もし発見があと数ヶ月遅れていたら、今この世に居られたかどうかわかりません。

例えばですけど、もし私に「〇〇円」貯めるとか定量の数値目標があったら、達成する前に寿命が来てしまう、ってことも十分あり得るわけです。

そんな不確実な人生で目標を持って生きる意味をずーっと考えているうちに、「だったらこうしたら良いんじゃないか」、ということに思いがいたりました。

1,自分の運命を思い描き、目的・目標を持って生きる。

2,そしてその結果については、「達成したか」どうかではなく、達成しようとして「どう生きたのか」という方向性で評価する。

というふうにしたらどうか?ということです。

一言で言うと「目標は定量、評価は定性」

1,目標はなるだけ具体的に(できれば数値で)

2,その評価は「その目標に向かって行動し続けていたかどうか」で

ということです。

さきほど書いたとおり、人生一寸先は闇

家族に囲まれて天命を全うするのか、たった一人で死んでいくのか、若くして不慮の急病や事故でなくなるのか、だれも自分では決めれられません。

この世からバイバイする時 どんなことを考えるか?

定量的な目標は達成出来たが、そのために取った行動に後悔があり、「やり直したい」と思うのか?

時勢に恵まれず、目標は達成できなかったが、思い通りに歩む事ができて定性的な方向を守ることは出来たがのか?

私は、一時組織マネジメントセミナーの講師も引き受けていました。

そこでは「ゴールから逆算すること」を教えておりましたが、尊いのはそのゴールに到達する事ではなく(できたにこしたことはありませんが)、その「ゴールに達するための具体的な行動と、その量を決めて実行できたかどうか」ではないのかなぁ、と最近になって思っているわけです。

今の私が思っている理想の人生は、

「社員さんや、家族はじめ自分に関わる人たちが、思い通りの人生設計ができる」

ように、努力し続ける事です。

きれいごとに聞こえると思いますが、じつは案外真剣です。

さて、どうなりますか?お楽しみに!