エースユナイテッドグループの理念・ミッション・ビジョン・バリューについて(1)

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だいぶ暖かくなってきました。今回から新年度ということで私達エースユナイテッドグループの理念やミッション・ビジョンについて数回にわたって書かせていただきます。

「会社が自分語り」みたいで会社に成り代わって恥ずかしいですが、雑学をちょこちょこはさみつつ、ミカド電装商事を始めとするエースユナイテッドグループはこんな事を考えているんだ、と思って頂けたら幸いです。

今回は私たちの理念 「未来に貢献」についてお話します。

「未来」という言葉は仏教用語の「未来世(みらいせ)」から来ています。

文字通り「(これから来る)まだ到来していない世の中」という意味ですね。

先日「未来」という言葉について考えながら街を歩いていたら、お店の看板に「未来軒」の文字が!で、思わず二度見したところ「来来軒」だったという・・・すいません、あまり面白くなかったです・・・

「貢献」とは「なにかのために力をつくす」という意味だそうですが、貢は「みつぎもの」献は「さしあげる」という意味を持つ漢字であることを考えると、「(上から)やってあげる」ということではなく、「(すこし下の方から)やらせていただく」的な感じですね。

「理念」は「こうあるべき、という深く変わることのない想い」という意味で古代ギリシアの哲学者プラトンによって唱えられた「IDEA(イデー)」の訳語だそうです。

つまり、エースユナイテッドグループの理念が「未来に貢献」であるということは、

我々エースユナイテッドグループの社員は、「これから来る世の中のために力を尽くすぞ。」という深く変わらない思いを持ち続けます。

という意思表示になります。

じゃあ何に対して「未来に貢献」なのかと申しますと3つの対象があると考えておりまして、まず一つ目が

1,「社員の未来に貢献する」

なぜ社員の未来が1番先に来るのか?と申しますと
会社を構成する全社員(私も入ります)は、顧客や社会の未来に貢献すべく、毎日汗を流す存在です。

その私達が未来に対する不安を持っていたり、未来に対する希望を持ってなければ、顧客や社会の未来に貢献することに全力が尽くせなくなる。

しかしこれは決して「社員が楽をする」という意味ではありません。

社員が未来を憂えることなく、顧客や社会の未来に貢献できる環境づくりに邁進します

という事が言いたいのです。

2,「顧客の未来に貢献する」

そして次は私達の目の前にいるお客様の未来。

これが一番イメージしやすいです、普段から自然とやっていることですし。

ただここであえて「お客」ではなく「顧客」と表現しているのには意味があります。
問い合わせをくださる、注文をくださるのはみなお客様です。

そのなかでも「顧客」とは「私達を顧(かえり)みて」くださる特別なお客様のこと。つまり、「相思相愛」のお客様の未来に貢献する、という意味がまず1つ。

そして「マネジメントの父」ドラッカーは「顧客を創造することが企業の目的である。」と言っています。ですからこの言葉には「相思相愛のお客様を増やし続けるぞ」という気持ちも込められています。

さらにドラッカーは顧客の定義を買ってくださるお客様だけでなく、売ってくださる仕入先など利害関係者すべて、と定義しています。

つまり当グループを顧みてくださる関係者の皆さまの未来に貢献するということが、この言葉の意味です。

3,「社会の未来に貢献する」

さて、最後の貢献はなかなか難しそうな「社会の未来」にたいする貢献です。

社会というと学校の教科にもありますし、なにか堅苦しいものに感じますね。

辞書で調べても「人間と人間のあらゆる関係を指す」といった具合にとても漠然としています。

私は社会とは「友達の友達との関係」と割と簡単に捉えています。

一見自分とは関係なさそうに見える社会ですが、友達の友達やまたその友達の集団、として考えるとまた違った見え方がしてきませんか?

そしてその社会(友達の友達たち)の未来に貢献し、そこから受ける評価が、まさしくエースユナイテッドの価値と言えるのではないでしょうか。

ご存知のかたも多いと思いますが、古来から商売の本場と言われる近江(おうみ;今の滋賀県)にはこんな言葉が長く伝わっています。

「売り手良し 買い手良し 世間良し」

いわゆる「三方(さんぽう)良し」という考え方ですね。

この三方良しを未来に引き伸ばして考えたのが、私達エースユナイテッドグループの理念「未来に貢献」ということなのです。