逃げたくなったとき

    👈 前の記事へ

    次の記事へ👉

    今、沢山の皆様がコロナウィルスの影響で大変な思いをしておられると思います。

    私もグループを預かる身として、ここ数ヶ月はなかなかのプレッシャーに晒されて過ごしています。

    皆様も様々なお立場で、様々なプレッシャーと立ち向かわれていると思います。

    人間、元気なときはいいんですが、だんだん疲労が蓄積してくると段々と目の前の課題に正面から向き合うことが辛くなって逃げ出したくなるときがあります。

    ニュースサイトではここのところ「コロナ疲れ」というワードが踊っています。

    医療関係者、主婦、在宅勤務になった会社員、経済的に弱い方々、、、もちろん私のような企業経営者も「コロナ疲れ」のターゲットです。

    もと来た道に一目散に逃げ出すなんてことはできませんが、その場でへたり込んでしまってもいけません。

    こんなとき一体どうしたらいいんでしょうね。

    私は誰が言ったかは思い出せませんが、ある言葉のおかげで、なんとかへたり込んだりしないで済んでいます。

    その言葉というのは

    「逃げるときは前!」

    そうは言っても力もなければ根性も人並みのこの私

    前と言っても真正面じゃなくていいと思っています。

    私は勝手に「ナナメ前も前」だから「逃げるときはナナメ前!」と拡大解釈してまして・・

    苦し紛れにナナメ前に逃げてみると、そこは意外と無風だったり、意外といい場所だったりします。

    最近の研究では鳥の仲間のご先祖は恐竜(の中の獣脚類)であることがわかってきて、最初は保温のために羽毛をはやし始めたそうです。

    獣脚類はあのティラノサウルスも属しているんですが、わりと小さいタイプの獣脚類も結構いたようです。

    彼ら小さな獣脚類はどうしても大型の仲間に勝てず、自ら小型化して前足を翼にするという、まさしくナナメ前に逃げる作戦で広くて広大な青空を手に入れたようですね。

    自然災害もそうですが、コロナウィルスとその経済的影響は私達の都合とは全く関係なく発生し、善人悪人問わず襲ってきます。

    もちろん、国も自治体も必死に対策をして頂いてることと思います。

    なかなかその手が届かない間、私たちも私たち自身の力で後ろに下がることなく、ナナメでもいいから前を目指していきましょう!

    と、最後は自分で自分を励まして終わります(笑)

    ☆ちなみにヨットは逆風でも斜め前なら進めるそうで、たとえ目的地から逆風が吹いていてもジグザグに航路を取ることで結果的にそこに着けるそうですよ。