「やせていて、メガネをかけていて、横分け」という見た目から、「几帳面な人」という印象を人に与えている私ですが、実際には結構なものぐさ者な私です。
ペンでも書類でもでも、基本出したものは出しっぱなし。
一人暮らしだった学生時代は、洗濯物は畳まず山にして積んだまま
布団を敷くのが面倒なときは洗濯物に埋もれて寝たりしてましたしね。
いまや「作れないものはない」料理男子として有名な(?)私ですが、その頃はレトルトカレーを温めずご飯にかけるのは序の口、インスタントラーメンも、乾いたまんまにスープの粉を振ってそのままかじってしまって、お腹の中で美味しく出来上がる、という具合。
本人は「ただ合理的なだけ」と思っていましたが、はたから見たらどうだったんでしょうね?
そんな私ですから、今でもスケジュール管理やタスク(やること)管理は大の苦手。
特にタスクは、いつもたまる一方なので「どうにか完遂したい」と常々思っておりました。
そんな中、とある人から「タスクに2軸で優先順位をつける」方法を教えていただきました。
具体的には縦軸に「緊急度」、横軸に「重要度」をとり、高い低いで「田の字」型に4つに分けます。
タスクがこのマトリックスのどこにあるかで優先順位を付けていくわけです。
「緊急度高・重要度高」のタスクは当然ランクA
真っ先に取り組んで完了させなければなりません。
「緊急度低・重要度低」は当然優先度最低ランクのD
全然やらなくて良いタスクで、タスクとも呼べないものでしょう。
よっぽど時間に余裕があれば暇つぶしにやってもいいかな?というくらい。
さてここで迷うのは、「緊急度高・重要度低」と「緊急度低・重要度高」をどうするか?
どちらを優先度2位のランクBにすべきか迷いますね。
答えは「緊急度低・重要度高」がランクB
なぜなら今低くても、いずれこのタスクの緊急度は時間の経過とともに「高」、つまりランクAになることが決まっているからです。
なのでこのランクBは、完了はすぐでなくても、着手だけは早くしておかなくてはなりません。
そしてランクCが確定した「緊急度高・重要度低」のタスクはなんなら飛ばしてしまっても良いと考えます。
重要度は高くないので、期限が来たらモノによってはそのまま消えてなくなるタスクですし、リスケも十分可能だからです。
「ものぐさ流タスク完遂術」とは「重要なタスクだけを完遂する」という考えに基づいた正真正銘ものぐさなな完遂術だったのです。
ちなみに私が考えるタスク保有のベストバランスは
「A:2割 B:7割 C:1割 D:0割 Aは全て着手 Bのなかの7割は着手済み」
です。
実際にはAの着手率があまり良くなく、いつも大慌てですけどね(笑)