メルマガ168号 エネルギーマネジメント中学入試問題クイズ(回答)「日本の発電の推移」2021年 湘南学園中学校

    (このページは当社のメールマガジン ミカドONLINE にて連載している「中学入試に出たエネギーマネジメントの問題」の回答を掲載しているページです。)

    問題
    次の文は、日本の発電量とエネルギー資源の移り変わりについて述べた文です。(  )にあてはまる言葉を答えなさい。
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    日本では、1970年代におこった二度にわたる( あ )を経て、石油に代わり、天然ガスを用いる火力発電や原子力発電の導入にとりくんできました。2011年から原子力の割合は大きく下がり、天然ガスや石炭などの火力発電に依存するようになっています。しかし一方では、風力や太陽光などの( い )可能エネルギーの開発もすすんでいます。

    (湘南学園中学校 2021年)

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    答えは ”石油危機(オイルショック)”と”再生” です。

    中学校の社会では「石油危機」と漢字で記される場合が多いようですが、大人には「オイルショック」という言い方のほうが馴染みがありますよね。

    オイルショックは、1970年代に二回発生した経済の大きな混乱です。第四次中東戦争においてアラブの石油産出諸国が原油生産削減と価格の大幅引き上げ(70%)を行ったことにより世界中で激しいインフレが起こりました。日本でも消費者物価の上昇率が年に20%を超え「狂乱物価」と呼ばれました。

    オイルショックをきっかけとするエネルギーの見直しについては以下をご覧ください。

    【日本のエネルギー、150年の歴史④】2度のオイルショックを経て、エネルギー政策の見直しが進む|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁

    (問題出典:四谷大塚ドットコム中学入試過去問データベース)

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