GSユアサ、JR福島駅「エコステ」向けリチウムイオン蓄電システムを納入
~地産地消型再生可能エネルギーの普及に貢献 ~
JR東日本では、省エネルギー、再生可能エネルギーなど、さまざまな環境保全技術を駅に導入する取り組みを行っています。「エコステ」と名付けられたこのプロジェクトは、現在、中央線四谷駅、東北本線平泉駅、京葉線海浜幕張駅、常磐線湯本駅、東北本線福島駅の5つの駅で現在導入されています。そのうち一番新しくエコステを開始した(2015年4月)福島駅では、太陽光パネルや地中熱ヒートポンプ、電気自動車(EV)充電器、LED照明などの運用を開始し、現在では消費する電力の23%を太陽光などの自家発電でまかなうことができるそうです。
その福島駅の電源のバックアップにはGSユアサのリチウムイオン蓄電システムがつかわれています。システムには、スマートグリッドや電力貯蔵などを目的として商品化したリチウムイオン電池モジュール「LIM50E-12G」を採用し、災害などによる停電時でも、最大12時間非常用負荷へ電力供給することが可能となりました。これによりJR福島駅が防災拠点としても活用できるようになりました。大きな設備の大きな安心を、GSユアサのリチウムイオン蓄電池が担っています。
写真の出典/(上)福島駅俯瞰イラスト:JR東日本[PDF]、(下)福島駅構内蓄電池設備建屋:GSユアサ