【雑学】年中必要!日焼け止め

    夏に大活躍した日焼け止め。でもシワなどの原因と言われるUV-Aの積算量は、夏よりも秋~春の方が多いというデータがあるそうです。また紫外線によって繰り返し細胞のDNAが傷つけられると突然変異が起こることがあり、それがガン遺伝子に起きた場合、増殖してガンになってしまうこともあるとか。これからの季節も油断は禁物のようです。

    日焼け止めの成分は、紫外線をどう処理するかによって大きく2種類に分けられます。メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどの「紫外線吸収剤」は皮膚の表面で紫外線を吸収、化学変化によって放出して、肌に侵入するのを防ぎます。防御力が高い分、肌への負担は大きめ。もう1つは酸化チタンなどの「紫外線散乱剤」。皮膚の表面で紫外線を跳ね返すもので、肌の負担は少なく、化学変化が起きないので構造が壊れにくく長持ちしますが、白浮きやベタつきなど使用感は悪くなりがちです。

    一長一短があるようですが、これらを組み合わせた製品や、刺激を抑えた吸収剤、白浮きしにくい散乱剤などを配合した製品も多く販売されています。季節や場所、時間、そして自分の肌にぴったり合う日焼け止めで、一年を通してしっかり肌を守っていきたいですね。