オームの法則と同じく電気の基本法則です。
電流則と呼ばれる第一法則と電圧則と呼ばれる第二法則があります。
第一法則は電気回路において
「回路上に分岐(または交叉)点があったときに、
その点から流れ出る電流の和と
その点に流れ込む電流の和が同じである」という法則です。
駐車場に100台の車が入ったら、
出ていく車の合計も100台ということです。
第二法則は電気回路において
「閉じた回路を一周すると電圧の総和はゼロになる」
というものです。
・・・と書くと分りにくいのですが、
表現を変えて「上がった電圧と下がった電圧が等しくなる」
といったほうがわかりやすいかもしれません。
電圧は電子の位置エネルギーですが、
位置エネルギーの代表格、ジェットコースターに例えてみると、
コースを一周して元の位置に戻ってくるときの上昇する高さと
下降する高さの合計は同じということになります。
だってそうじゃないと元の位置に戻って来れませんよね。
今回は電気の基本法則を例え話で解説してみました。