━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第3号(2012.1.27)△△△
◆◇◆目次◆◇◆
【1】ご挨拶
【2】今月のバックアップ情報
1.施設・屋外照明の最新動向
2.今月の言葉
3.今月の雑学
【3】編集部から
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【1】ご挨拶
◆ミカド電装商事株式会社 代表取締役 沢田元一郎
皆さま、いつも当社をご指導、ご支援くださり有難うございます。
11月より、当社サイト一新に伴い、オンライン情報「バックアップ」を開始致しました。
毎月1回の配信を原則とし、蓄電池、屋外照明器具、省エネをキーワードに情報をお届けしていきたいと思います。
皆様のお役に立てるよう、努力してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
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【2】今月のバックアップ情報
1.施設屋外照明の最新動向
照明器具にはご家庭や事務所で使われる一般的な照明器具のほかに、体育館・工場・ガソリンスタンド・道路などで使用される、施設・屋外照明器具があります。
施設・屋外照明器具は、演色性(照らされたものの見え方)はもちろんのこと、一般的な照明器具よりも高いところに取り付けられる関係上、より高い照度と長寿命性が求められます。
今回はそんな施設・屋外照明(「高天井照明」とも呼ばれています)にスポットを当ててみましょう。
【水銀灯】
水銀蒸気中のアーク放電による発光を利用したランプです。
白熱電球に比べて4倍の発光効率であるため、同じ明るさを得るのに約1/4の灯数・電力で済みます。
但し、演色性(自然光に近い程良い)が悪く、近年ではメタルハライドランプや高圧ナトリウムランプに置き換えられつつあります。
【メタルハライドランプ】
水銀灯と類似した構造となっていて、水銀のほか金属ハロゲン化物を使用しています。
水銀灯に比べ演色性が改善されています。
また水銀灯からメタルハライドランプへ切り替える際には、HIDランプに必須となる安定器が、既存で使用されている物をそのまま流用出来ます。
その為にランプ交換だけで済むのでコストを抑えられます。
【セラミックメタルハライドランプ】
発光管の石英をセラミックとすることにより、従来のメタルハライドランプよりも更に省電力・長寿命・演色性が改善されています。
更に寿命末期になっても設置当初の明るさがあまり変わりません。
長寿命になった為にメンテナンス作業の省力化も可能です。
【LED照明】
従来型の照明と比べて、消費電力が大幅に削減されています。
また、LEDを使用する事により小型・軽量化され施工が楽になり、設置に掛かる費用も削減されています。
これからの普及が期待されています。
その他、主要ランプとして
【ナトリウムランプ】
ナトリウム蒸気中のアーク放電による発光を利用したオレンジ色のランプです。
(低圧タイプ)は主にトンネル照明に使用されています。理由は視認性を重視するトンネル内では、霧や埃などに対し透視性に優れている事と、一旦消えてから再度点灯するまでに時間がかからないという事です。
(高圧タイプ)は低圧タイプより演色性が改善されています。
トンネル照明にも使用されますが、工場・倉庫・スポーツ施設等にも幅広く使用されています。
用途・条件によって、いろいろな選択はありますが、最近の傾向として、
①高照度、トータルコストが求められる場合は、セラミックハライドランプ。
②比較的低い照度(従来型水銀灯400W相当以下)で、寿命、ランニングコストを重視する場合は最近めざましく技術革新が進んでいるLED照明。
という流れになっているようです。
若干宣伝になってしまいますが
当社取り扱いの、LED照明シリーズ「レガ」はこちらをご覧ください。
https://gyls.gs-yuasa.jp/jp/products/LED
(沢田 満)
2.今月の言葉
「仕事がキツくても死にはしないだろう。
しかしそれを証明する必要など無いのである。」
ロナルド・レーガン(第40代アメリカ合衆国大統領)
ジョーク好きだったレーガンさんらしい言い回しですね。
つまり「仕事中毒になるな、人生を楽しめ」という意味だと思います。
合衆国大統領という激務を2期8年も勤め上げることができたのも、こういったセルフコントロールができていたからこそでしょうね。
(沢田元一郎)
2.今月の雑学
「お金にならないことなら何でも知っている(笑)」当社社長沢田がお送りする今月の雑学です。
「シャープペンを作ったのは日本のあの会社?」
私も毎日お世話になっているシャープペン。実は実用的なシャープペンを最初に作ったのは早川徳次という日本人です。
飾り職人だった彼は、セルロイド製のシャープペンの原型に出会い、1915年その非常に壊れやすい機構を金属製に改良したものを「早川式繰出し鉛筆」として特許を出願、「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」という名前で売り出します。
この新しい文房具は最初は全く売れませんでしたが海外で火がつき、彼の会社は瞬く間に従業員200名を数える会社に成長しました。
しかし好事魔多し、関東大震災によって工場だけでなく妻子まで失った徳次は、シャープペンの権利を負債返済のために売り払い一文無しになってしまいます。
心機一転、東京から大阪に移り住んだ彼は、そこでラジオと出会います。試作を重ねて製品化に成功した徳次は、そのラジオに「シャープ」というブランド名をつけます。
そうです、現在の総合家電メーカー「シャープ」は、シャープペンシルの発明者、早川徳次さんが創業者だったんですね。
ほかに日本人が発明した文房具で有名なのは岡田良男さんが発明した「折る刃式カッターナイフ」がありますね。
彼が設立した会社、あの「オルファ」は「折る刃」から来ているそうです。
岡田さんは最近テレビコマーシャルに出演もなさっていますね。
(沢田元一郎)
【3】編集部から
前号でドイツでのジャガイモの食べ方についてご質問したところ
お読みいただいているK様から「フォークで切り分けて食べる」のが正解、とのご回答いただきました。
頂きましたメールを一部紹介させていただきます。
「ドイツ料理のジャガイモの食べ方⇒昔は、ジャガイモをナイフで切ってはいけない、フォークで切り分けして食べる方が良いとされていました。
今日では、ナイフで切ることも許されているようですが、依然として多くの人がフォークで切り分けしているようです。
フォークで切るとジャガイモの切り口が凸凹になり、ソースがからみやすくなることから美食家が好んでフォークを使用しているようです。」
K様、ありがとうございました。
(畑中千加子)
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編集:沢田元一郎・沢田満・畑中千加子
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