
たくさんの方にお越しいただきました
さる10月29日、当社は宮城県様と共催で、「省エネ・脱炭素経営支援セミナー」を開催いたしました。正式なタイトルは「中小企業者のための省エネ・脱炭素経営支援セミナー」です。
このセミナーは省エネお助け隊事業の一環として開催されたもので、6名の講師がそれぞれの専門分野に関するスピーチを行い、皆様の省エネ・脱炭素に役立てていただくのが目的です。当日は県内外事業者様、メーカー様、金融機関様など30数名の皆様にご参加いただき、このテーマに対する関心の高さを感じました。

省エネお助け隊とは?
省エネお助け隊は、経済産業省資源エネルギー庁が推進する、地域の中小企業などを対象とした省エネルギー支援事業です。具体的には、中小企業が抱える省エネの課題に対し、現状把握から改善、効果検証までをサポートし、自治体と連携して省エネ活動の計画と実践を支援します。
当社は平成28年から環境省CO2削減ポテンシャル診断機関、令和3年からは後継のSHIFT事業支援機関として多数のお客様の省エネ診断を実施してきましたが、令和7年からは宮城県と近県4県(岩手、秋田、山形、福島)を支援対象地域とする省エネお助け隊にも認定され、行政と連携して省エネ・脱炭素推進の支援を行っています。
省エネお助け隊における当社の実務としては、企業・団体様をご訪問して省エネ診断を行ったり、省エネ型の設備に更新した場合のお見積りや効果をご提案したり、補助金情報の提示と活用のためのサポートなど、支援の手法は多岐に渡ります。
また、省エネお助け隊の省エネ診断を受けると
①補助金を受けやすくなる(プラスポイントになる)
②補助率が上がる場合が多い
など有利な点があり、すでに多くの事業者様から「省エネお助け隊を利用してよかった」という感想が寄せられています。
しかしながら、まだまだ認知度が低いことも課題のひとつであり、今回はその広報活動の一環として宮城県様と共催で本セミナーを企画し、登壇者様へのオファーや告知作業なども含め、スタッフ一同が様々な準備を行ってきました。
情報交換と交流の場にもなりました
セミナーでは当社 社長の沢田がご挨拶を担当し、講義の部分は省エネ診断の実績が豊富な環境・エネルギー部の菅家がお話をさせていただきましたが、ほかの登壇者様からも大変示唆に富むお話が提示され、皆様にとって有意義なイベントになったのではないかと思います。
また、行政の方や金融機関の方から踏み込んだお尋ねがあったり、登壇者の方も質問の手を挙げるなど、双方向のやりとりも活発で、この場が皆様にとってよい情報交換と交流の場になったように感じました。
当社 社長の沢田から皆様へ

10月29日はミカド電装商事主催の「省エネ・脱炭素セミナー」に多数お越しいただき大変ありがとうございました。当社では設備業、福祉事業、医療機関、金融機関など一部の業種の皆様には、設備更新における補助金活用の省エネセミナーを個別に開き、ご要望があれば企業様に赴いて出前セミナーなども行っておりますが、今回は公開セミナーとして、スタッフが座席の心配をするほど多くの方にお集まりいただき、大変うれしく感じたというのが正直な感想です。
このセミナーで当社は、実際の事例を紹介しながら補助金を活用した設備更新のメリットをお伝えいたしましたが、お金に関する話題はやはり皆様の関心の度合いが高く、「どの補助金を選んだらよいか迷う」「補助金だけに特化した単独セミナーはないか?」など、それぞれのお立場に応じたご質問をいただいたことも印象的でした。
最後になりますが、部屋単位で温度調節ができない全館暖房の会場だったため「暑かった」というご指摘もあり、その点に関しましては配慮が足りなかった点をお詫び申し上げます。次に開催する機会があれば、ぜひそういったお声を生かし、省エネ・脱炭素のためによりよいセミナーを企画していきたいと思っております。
このたびはご参加ありがとうございました。皆様のご来場に重ねてお礼を申し上げます。
(沢田 秀二)

ミカド電装商事では補助金を活用した設備更新のサポートを随時行っています。来季に向けて省エネ・脱炭素について何かご相談がありましたら、ぜひ当社までご相談くださいませ!
ミカド電装商事(株)環境エネルギー部






























