【法則の法則】第1回「あなたが笑顔でいなければならない訳~メラビアンの法則」_22号

    【第1回「あなたが笑顔でいなければならない訳~メラビアンの法則」】

    たとえば
    「あなたに会えてうれしい」と言っている人が言葉とは裏腹に浮かない表情をしていたら
    どちらが本当だと思いますか?
    アメリカの心理学者アルバート・メラビアンは初対面の相手から
    感情や態度について食い違う情報を得たときに、視覚情報55%・聴覚情報38%・言語情報7%の割合で相手を量るという結論を導き出しました。

    これをメラビアンの法則と言います。ここで言う聴覚情報とは声のトーンや口調など感覚的なことです。冒頭の例ではたとえその人が本当にうれしいと思っていても、顔も声も暗ければ誤解されてしまうというわけです。

    お昼にニンニク料理を食べたあとに突然商談のアポが入るとか、残業続きで風呂にも入らず汚れたシャツを着ている日に限って重要人物と会う羽目になるとか、緊急会議の直前に来客が…。

    そんなときはついついそれが気になって不自然な表情と様子の違う声になりがちです。

    これはそんなときこそ要注意という法則なのです。