【今月の言葉】第9回

    「決まってるじゃないか、他人のためだよ」_10号

    「決まってるじゃないか、他人のためだよ。」(人は何のために生きるのですか?という学生の問いに対して)
     アルバート・アインシュタイン 

    相対性理論を打ち立てた世界で最も有名な科学者である彼は、ウィットあふれる名言の数々でも知られています。

    「どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。」

    「人生は退屈すれば長く、充実すれば短い。」
    「成功という理想は、そろそろ奉仕という理想に取って替わられてしかるべき時だ。」

    繰り返し読んでも味わいのある言葉の数々ですが、彼自身は「識字障害」と呼ばれる学習障害を抱えており、幼少の頃は言葉を理解したり、話したりする事があまり得意ではなかったと言われています。

    舌を出しているユーモラスな写真でも有名ですが、人前で笑顔を見せる事を好まなかった彼が「笑って」というカメラマンの注文に危うく笑顔を見せそうになり、
    とっさに隠そうとしてあのような表情になったそうです。

    またすぐに破れてしまうため靴下が大嫌いで、いつも素足に靴を履いていたそうです。

    石田純一さんの大先輩とも言えそうですね。