ミカド電装の社員が持ち回りで記事を担当する新シリーズ!社員のリレー記事コーナーです。内容はイベントレポートから電気のネタや雑学までそれぞれが個性を出して幅広くお届けする予定です。
第1回の今回は、環境エネルギー部のわたくし タカハシが当社執行役員環境・エネルギー本部長の表信也が登壇した「ゼロカーボンに向けた省エネルギー対策セミナーin盛岡」をレポートいたします!
【概要】
「ゼロカーボンに向けた省エネルギー対策セミナーin盛岡」
期日:2021年12月2日(木)
会場:岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7−1
アイーナ・いわて県民情報交流センター 4F アイーナスタジオ
主催:NPO法人 環境パートナーシップいわて
プログラム
13:30~ | 挨拶・情報提供 | |
佐々木 明宏 氏(NPO法人 環境パートナーシップいわて) | ||
13:45~ | 講演 | 「ゼロカーボンに向けた、省エネ×経営改善のヒント」 |
講師 | 栗田 晃一 氏(一般財団法人省エネルギーセンター) | |
14:45~ | 講演 | 「省エネの課題と補助金の活用ポイント」 |
講師 | 表 伸也(宮城県「省エネお助け隊」専門家・ミカド電装商事株式会社) |
レポート
NPO法人 環境パートナーシップいわて様が主催の「ゼロカーボンに向けた省エネルギー対策セミナーin盛岡」が2021年12月2日に開催され、当社執行役員環境・エネルギー本部長 表伸也が講演をさせて頂きました。
(アイーナ・いわて県民情報交流センター4F アイーナスタジオにて)
表からは「省エネの課題と補助金の活用ポイント」と題して、当社が協力させて頂いたお客様の省エネ取組事例、省エネを実施する上での課題、自治体・国の補助金の活用ポイントの3点をお話しました。
省エネ取組事例においては当社で実際にご協力させて頂いた案件をいくつか挙げ、省エネ効果、活用した補助金について、写真を交えながら具体的にお話し、省エネを実施する上での課題については、お客様の省エネ実施への障壁として働く「現状維持バイアス」の特徴と、その解決策を解説、最後の補助金の活用ポイントについては、「岩手県事業者向け省エネルギー対策推進事業補助金」の概要を示しながら、採択に向けてのポイントと補助率アップに繋がる手法について紹介しました。
講演の中で表から強くお伝えしたことは、「計画性が重要である」ということです。使用する設備に不具合・故障が生じてしまってからの大慌てでの業者依頼、補助金申請準備は逆にコストが高上りになってしまいます・・・。今回のセミナーでは、そうした計画的な取り組みの重要性をご認識頂くきっかけになったものと思います。
今回はオンライン同時開催ということで、講演後にはチャットでの質問もあり、「省エネの取組みが直接脱炭素に繋がるのか」、「省エネにおける蓄電池の活用可能性」についてもご議論がありました。当日は気温も低く、雪の降る中での開催となりましたが、非常に熱の入った講演会になったものと感じました。
(ミカド電装商事株式会社 環境エネルギー部 タカハシ)