ミカド電装商事がお届けするオンライン情報ー第26号(2013.12.26)

    ◆◇◆◇◆ミカド電装商事がお届けするオンライン情報◆◇◆◇◆
    http://goo.gl/vC7Ux9

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第26号(2013.12.26)△△△
    ◆◇◆目次◆◇◆
    【1】ご挨拶
    【2】今月のバックアップ情報
    1,840億円の有効活用に期待~グリーンニューディール基金~
    2.法則の法則 「パレートの法則」 ~20%で読んだつもり?~
    3.今月の雑学 「ちはやぶる」
    【3】社員紹介 「工務部 残間祐治さん」
    【4】編集部から
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    【1】ご挨拶

    ◆ミカド電装商事株式会社 代表取締役 沢田元一郎

    皆さま、いつも当社をご指導、ご支援くださり有難うございます。
    平成23年11月より、オンライン情報「バックアップ」を開始致しました。
    毎月1回の配信を原則とし、蓄電池、屋外照明器具、省エネをキーワードに
    情報をお届けしていきたいと思います。
    皆様のお役に立てるよう、努力してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

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    【2】今月のバックアップ情報

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    ┃1. 1,840億円 の有効活用に期待~グリーンニューディール基金~
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    震災を機に再生可能エネルギーが見直され導入が促進しています。
    環境省のグリーンニューディール基金は、地球温暖化対策や廃棄物処理の促進などを
    目的に国から地方自治体に交付される基金(交付金)です。
    そのうち「地域グリーンニューディール基金」と呼ばれるものは都道府県と
    政令指定都市が対象になっています。

    震災後、国はこの制度を活用し、「再生可能エネルギー等導入地方公共団体支援基金」
    という名称の基金を平成23年に創設しました。
    これは東北6県及び茨城県と仙台市を対象に、防災拠点に対する再生可能エネルギーや
    蓄電池、未利用エネルギーの導入を支援するもので、予算額は840億円、実施期間は
    23年度から27年度までとなっています。

    ◆↓↓再生可能エネルギー等導入地方公共団体支援基金(環境省HP)
    http://www.env.go.jp/policy/local_re/funds.html

    ◆↓↓東北6県と茨城・仙台の交付金配分額(ミカド電装資料室HP)
    http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201312.html#haibungaku

    これを受けて仙台市では、昨年度の導入事業として約3億円の予算を計上し、
    市内13の小学校で、10kwの太陽光発電設備(一部既設済)と10kwの蓄電池の設置が
    計画・実行されました。
    平成25年度は新設が67件、来年度は新設82件が計画されています。

    また、宮城県でも県や各市町に予算を割り当て、今年度は庁舎や県内の学校、消防、公民館、
    避難所などに太陽光と蓄電池等を設置する計画が立てられました。

    ◆↓↓仙台市平成25年度支援基金事業計画書(仙台市PDF)

    クリックしてH25keikakusho.pdfにアクセス

    ※計画対象施設はP.4以降参照

    ◆↓↓宮城県平成25年度支援基金事業計画書(宮城県PDF)

    クリックして212243.pdfにアクセス

    ※計画対象施設はP.5以降参照

    基金の使い道は各都道府県や指定都市の裁量に任されていますが、計画を見る限り仙台市と
    宮城県ではほとんどが「太陽光+蓄電池」の導入に当てられています。

    その傾向は全国でも変わらず、平成24年に東北以外の地域を対象に創設された
    「再生可能エネルギー等導入推進基金」でも、多くの自治体が再生可能エネルギーに
    太陽光発電と蓄電池を採択しています。

    地域グリーンニューディール基金は名称や交付先自治体、事業概要などが年度毎に
    異なりますが、東日本大震災の被災地を交付対象にした23年度は生活環境の復興が
    優先されたためほとんど執行されておらず、事業が本格化するのは計画が出そろった
    今期以降になりそうです。

    環境省の同基金は26年度も今年度と同額の245億円を要求するなど、100億円単位の
    事業規模になっていますが、都道府県と指定都市に交付するため1自治体当たりの
    金額は小さくなり、さらに1事業当たりになると使える金額はより小さくなります。
    そのため増額を求める声も少なくありません。

    対象や応募条件が地域によって異なるため、詳細は各自治体への確認が必要ですが、
    自治体の認知度は高まっており、環境と防災に加え地域活性化にも生かせる同基金の
    有効活用が今後も期待されています。

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    ┃2. 法則の法則 【パレートの法則】~20%で読んだつもり?~
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    元々は富の不均衡に関する理論です。
    イタリアの経済学者パレートは調査の結果「経済において全体の数値の大部分を
    その一部が生み出している」という結論を得ました。

    それに印象深い数字や経験則が結びつき、20:80の法則と同義に受け取られるよう
    になりました。20:80の法則とは、物事の80%が20%のリソースで成立しているという
    考え方です。

    ◎20%の富裕層が世界の富の80%を所有している
    ◎上位20%の営業マンが全社売上の80%を稼ぐ
    ◎上位20%の取引先で全社売上げの80%を占める

    など、言われてみればあるある…と思わず頷いてしまう例が多く、
    今では色々な分野で引き合いに出されています。

    私の場合は、その本の20%を読んだだけで80%理解した気分になってそこで読むのを
    やめてしまう、といったところでしょうか・・・?

    IBMはPCで使用頻度の高い約20%の機能だけを集中改善して成果を上げたそうです。
    ネタとしてだけでなく実際の経済活動でも有効な法則です。

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    ┃3.今月の雑学 【ちはやぶる】
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    お正月といえばカルタ、今回は「百人一首」のお話です。
    百人一首は13世紀始め、藤原定家が古今東西の歌から優れたものを一人一首づつ
    集めて作ったものだそうですが、その中に東北を題材にとった歌が四首あるのを
    ごぞんじですか?

    取り上げられた歌枕は「しのぶもぢずり (福島古来の模様染め)」
    「すえの松山 (宮城県多賀城市)」「沖の石 ( 同上 )」
    「雄島 (宮城県松島市)」となっています。

    東北の名勝を歌に詠み込んで下さった歌人をご紹介しますと、河原左大臣、清原元輔、
    殷富門院大輔、二条院讃岐の平安貴族の皆様。

    実はどなたも東北に来たことはないんです。京の都に届く風の便りだけをもとに、
    その芸術的な想像力だけで歌を詠んでいたんですね。

    紙面の関係で一首だけ紹介させていただく歌枕「すえの松山」は869年貞観地震の
    大津波の際に、この手前まで津波が来た、と言われる場所だそうです。

    「契りきな かたみに袖を しぼりつつ すえの松山 波越さじとは(清原元輔)」
    今度の震災でもやはり津波は達しなかったそうですよ。

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    【3】社員紹介

    今回は、工務部 残間祐治(ざんま ゆうじ)さんです。
    http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201312.html#zanma_yuji

    「入社7年目で仙台市出身です。蓄電池は重いので、新人の頃は体力をつけて
    役立ちたいと思っていました。
    独り立ちして作業責任者として現場に行くようになってからは立場を通して
    仕事に対する目線も変わってきました。

    11月に、昨年結婚した妻が大好きなディズニーランドに二人で行きました。
    ディズニーランドは(弊社の)樋口部長が大変詳しいので、一緒に現場に
    行ったときなどに色々教わっています。」

    「入社して自分の無知に気が付いた」という残間さんの言葉が心に響きました。
    お仕事頑張ってくださいね!

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    【4】編集部から

    年末年始、皆様挨拶回りで大忙しですね。私事ですが、先日近所のお店で偶然にも
    15年振りの友人に再会しました。

    少しの時間でしたが話せばお互い昔のまま(?)で楽しい一時でした。
    そんな中、友人が「年賀状や寒中見舞いはお互いやり取りしてたね」と一言。

    これには心がほっこりいたしました。
    年にたった1回のご挨拶。ですが気持ちは伝わるものですね。

    皆様もふと思い立った際はぜひ一筆認めてみてはいかがでしょうか。

    (今 美由紀)

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    編集:沢田元一郎・今美由紀・笹崎久美子
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