社員リレー記事(06)工務部コラム「カマキリの餌」

    みかドン ミカどんミカド電装商事の社員が持ち回りで記事を担当する「社員のリレー記事」コーナーです。第6回は当社工務部のOさんが担当するカマキリについての話題です!

    カマキリの餌

    このコラムを書いた人 工務部 Oさん

    カマキリは死んだ餌を食べないという話を聞いて少し調べてみようと思いました。

    2つ理由があるみたいで1つ目の理由は、カマキリは生まれてから、生きて動く小さな虫を見て「餌だ!」と認識することが出来て、それを食べる習性になっているようです。カマキリには嗅覚がほぼなく死んでいて動かないと、それが餌となる小さな虫とだとはわからなく、逆にカマキリの前で死んだ虫をゆらゆらと揺らせば食べることもあるみたいです。

    2つ目の理由は1つ目の理由がなぜそうなのかという理由につながるみたいで小さな虫は死んでしまうとすぐに腐ってしまい、栄養も減る。さらにそれにはばい菌が沢山いて食べたカマキリの状態も悪くなる可能性がある。生きた虫はたくさんの栄養があり安全なのでカマキリは動く虫(生きた)を食べるみたいです。

    カマキリは嗅覚がほぼないとありましたが正確には臭いはしても感じることが出来ないようです。相手の(餌)動きによってそれが餌か餌でないかを認識して長く生活を続けてきたカマキリの嗅覚は劣化していったようです。

    使わない体の仕組み(システム)は劣化し代わりに生きるために相手の動きを観察しているので視覚がとても発達しているというわけです。現にカマキリの顔の殆どを目が占めています。

    カマキリの頭の中では生きた虫の動きを判断して、動きがあれば食べる。動かなければ死んでいると判断して食べない。となっているようです。

    死んだ餌を揺らして食べさせることも出来ますが当然カマキリの体に異変がおきてしまう可能性が大きくなるようです。実験では新鮮な鶏肉等の脂身の少ない部分であれば食べても異変は起きなかったみたいです。

    カマキリの餌について調べてみて感じたことは、生活や習慣の中で多様性を持って使っている部位や動きはどんどん成長するが、使わなかったり意図して使えてない部位は劣化していくという事です。

    バランスよく生活することや意をもって行動することの大切さを改めて考えることが出来ました。

    (ミカド電装商事株式会社 工務部 O )