◆◇◆◇◆ミカド電装商事がお届けするオンライン情報◆◇◆◇◆
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※スマートコミュニティ東北2014へのご来場ありがとうございました。
http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201411.html#smart
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第36号(2014.10.27)△△△
◆◇◆目次◆◇◆
【1】ご挨拶
【2】今月のバックアップ情報
1. ②バイオマス発電~資源と経済の地域循環がカギ~
2. 法則の法則 Season2「ボイル・シャルルの法則」
~沢田常務と空気入れポンプ~
3. 今月の雑学 「密造が産んだウィスキーの色と香り」
【3】社員紹介 「青田里見 営業部 部長」
【4】編集後記
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【1】ご挨拶
◆ミカド電装商事株式会社 代表取締役 沢田元一郎
皆さま、いつも当社をご指導、ご支援くださり有難うございます。
平成23年11月より、オンライン情報「バックアップ」を開始致しました。
毎月1回の配信を原則とし、蓄電池、屋外照明器具、省エネをキーワードに
情報をお届けしていきたいと思います。
皆様のお役に立てるよう、努力してまいりますので、何卒よろしく
お願いいたします。
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【2】今月のバックアップ情報
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┃1.②バイオマス発電~資源と経済の地域循環がカギ~
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前号から天候に左右されない再生可能エネルギーを
三回シリーズでご紹介しています。今回はバイオマス発電です。
バイオマスは生物資源を意味するbio(バイオ)と、
その量を意味するmass(マス)を組み合わせた言葉で、
発電の分野では「生物由来の資源」を意味します。
様々な資源に対して異なるエネルギー変換技術があり、
それらの資源と技術を使った発電を総称して
バイオマス発電と呼んでいます。
そのため、ひとくちにバイオマスと言っても多種多様であり、
日本では資源の性質や地域性に合わせて
異なるシステムや事業が個々に展開されているのが特長です。
バイオマス発電は再生可能エネルギーの中で
唯一、燃料を使う発電方式です。
生物資源であるバイオマスを直接燃やしたり、
発酵・蒸留させたバイオエタノールを燃料としたり、
メタン発酵させてガス化したものを燃焼してタービンを回すなど、
資源の種類によりいくつかの方法があります。
バイオマスは、林地残材や枝葉などの『木質バイオマス』、
家畜の排せつ物などの『家畜系バイオマス』、
家庭や施設から出る食べ残しや生ゴミなどの『食品系バイオマス』、
トウモロコシやサトウキビのような『植物系バイオマス』
といった種類があり、含水率などそれぞれの特性により
木質バイオマスは直接燃焼、家畜系・食品系はガス化させ、
植物系はバイオエタノールの原料になることが多いようです。
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バイオマスはどこにでもある身近なエネルギー資源ですが
太陽光や風力と違い「集めてくる」必用があるため、
発電に見合う量を確保するためには回収や購入にコストがかかります。
平成24年度東北再生可能エネルギー利活用大賞を受賞した
㈱バイオマスパワーしずくいし(岩手県)では、
学校給食センターや地域の食品会社からでる生ごみと
小岩井農場の牛糞・鶏糞を有料で回収し、
メタン発酵+堆肥化で複合処理して
電気や熱などのエネルギーを生み出しています。
電力は半分を場内で使い半分を売電、
メタン発酵液は液肥として堆肥と共に再び小岩井農場に販売され
資源が地域内でリサイクルされています。
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先日、スマートコミュニティ東北2014で講演された
古川斉司代表取締役社長のお話では、
「エネルギーと栄養を地域の中で循環させる取り組みが、
地域の人々に支えられてより大きな輪になり
それが成功につながった」とのことです。
そして町の出資により
地域活性化の中核事業という意識が高まったことや、
廃棄物処理を委託する会社が次々と増えていった様子など、
人と人のつながりを通じて事業が成り立っていることを伺いました。
バイオマス発電は電気と熱を共に生み出し、
人手が必要な点を雇用創出に活かせるなど、
地域への貢献度が高い発電方式ですが、
反面課題もたくさんあります。
天候に左右されず資源の備蓄が可能なため、
今後は安定した発電方式として
一層注目度が増していくと思われますが、
成否のカギは技術やシステム構築だけでなく、
地域を巻き込む熱意や人の輪にあるのかもしれません。
古川社長の「資源を地域に還元する」という言葉が印象的でした。
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┃2. 法則の法則 Season2
┃【ボイル・シャルルの法則】~沢田常務と空気入れポンプ~
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気体の体積と圧力と温度に関する法則です。
「気体を2倍に加圧すると体積は1/2になりますよ」
というロバート・ボイルの法則と、
「気体の温度を2倍にすると体積も2倍に膨張しますよ」
というジャック・シャルルの法則を組み合わせ
「気体の圧力は体積に反比例し絶対温度に比例する」としたものです。
気体に圧力をかけると温度が上がることから、
エアコンではこの原理を利用し、
コンプレッサーでガスを圧縮した際の発熱を暖房に使い、
夏場は液化させたガスを膨張弁で減圧して
再び気体に戻る(気化)ときの吸熱を冷房に使っています。
冷蔵庫も同じ原理です。
気体の加圧による温度の上昇は
空気入れポンプでも体験することができます。
ちなみに弊社の沢田常務は
自転車に空気を入れたときにポンプの底が暖かくなったことから
「先生の言った事は本当だ!」と感動し、
それ以来「ボイル・シャルルの法則は今も忘れない」そうですよ!
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┃3.今月の雑学 【密造が産んだウィスキーの色と香り】
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先日独立を問う住民投票が行われたスコットランドで連想するのは
テレビ小説「マッサン」でもおなじみのスコッチウイスキーです。
意外なことですが初期のスコッチウイスキーは
焼酎のように透明なものだったといいます。
ところがスコットランドがイングランドに併合された際、
スコッチウイスキーへの課税が15倍にも強化されたことで
反英感情を刺激された生産者の多くは
ウィスキーをこっそり山奥で密造することにしました。
その時、密造酒を見つからないように
保管しておくために樫の木の樽が使われ、
材料の大麦乾燥用の燃料として
近くで採れる安価な泥炭(ピート)が使用されました。
ピートで燻蒸され、樽の中で長期間熟成されたウィスキーは
結果的にあの美しい琥珀色の輝きと
独特の香りを持つようになったのだとか。
実はウィスキーもブランデーもウオッカも
語源はラテン語の「命の水」aqua vitaeだそうですよ。
ところでポストイットで有名な世界的化学メーカーの3Mでは
「密造酒づくり」と称して研究費の15%を
自分の興味のあるテーマに使って良いルールがあるそうです。
そこから会社の”命”となる
素晴らしい研究が生まれてくるのかもしれませんね。
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【3】社員紹介
今回は青田里見(あおたさとみ)営業部 部長です。
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「入社した時から営業を担当しています。当時は直属の樋口部長と一緒に現場をまわったりお客様をまわったり、
同行していただきながら仕事を覚えてきました。現在は営業部長としてプレイングマネージャーのような役割を
担当し出張が多い毎日です。
デジタル家電好きの営業マンです。『ヨドバシカメラで商品を眺めているだけでもいい』ぐらいの気持ちです(笑)。
最近は以前から欲しいと思っていたミラーレス一眼のデジタルカメラを買いました。今、興味があるのは今度出る
iPadです。いいと思ったものは欲しくなって買ってしまうので衝動買いをしないように心がけています。」
(編集部より)
個人的にPCの質問をしたら、わかりやすく丁寧に答えていただき思わず納得!
青田部長、ありがとうございます。また教えてくださいね。
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【4】編集後記
商業施設では早くもクリスマスツリーが
お目見えする時期となりました。
表参道ヒルズには世界最大級の
ジオラマツリーが出現するなど話題を集めています。
かつてバックパッカーで冬のニューヨークを訪れた際、
ロックフェラーのクリスマスツリーを見た時は
一人でいる寂しさなど吹っ飛んでしまうぐらい美しく
見とれてしまいました。
最近はツリーを楽しめる時期が長くなったおかげで
今年も色々と堪能できそうです^^
(今 美由紀)
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編集:沢田元一郎・今美由紀・笹崎久美子
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