その17 ギザ10(じゅう)集め
Sさん (工務部)
ハマっていた趣味は、ギザ10(じゅう)集めです。
きっかけは学生の頃、ギザ10を集めている友人がいて、その人から見せられて「へぇ」と思って、自分も意識して集め始めたのが最初だった気がしますが、集めているうちにその人を抜いちゃったんですよね。そうしたらその人は、集めるのやめちゃって、「これお前に売るから」と言われたんですが、自分で集めたいので断りました(笑)
以前、中山秀征さんが出ているTV番組で、100万円を10円玉に両替して、その中に希少価値の昭和33年の10円玉は何枚あるか調べる企画があったんですよ。そうしたら、100万円分を両替したのに、わずか18枚しかなかったんですね。でもそのとき、自分は4枚持っていたんです。なので、「おー、すごい」と、うれしくなりました。
この取材のために改めて数えてみたら、集めた10円玉は全部で571枚ありました。ですが、最近は新たに見つける事はほとんどないですね。ここ数年は半年に一回ぐらいでしょうか。でも、「集めている」と言うと、周りの人からもらうときもあるんですよ。会社の小口現金の中でも、見かけると教えてもらったりします。
自分は10円玉があると、つい、側面を見たり発行年を確認してしまいますが、皆さんもたまに意識してみてはどうでしょうか?といっても現在の価値が、一番高い昭和33年発行のもので50円ですから、お金儲けにはならないと思いますが(笑)。
(聞き書き/ミカドONLINE編集部)