ミカド電装商事がお届けするオンライン情報ー第41号(2015.3.23)

    ◆◇◆◇◆ミカド電装商事がお届けするオンライン情報◆◇◆◇◆
    http://goo.gl/66FdqC

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第41号(2015.03.23)△△△
    ◆◇◆目次◆◇◆
    【1】ご挨拶
    【2】今月のバックアップ情報
    1. 未来に向かう発電技術~③水素エネルギーとは?~
    2. 説子の部屋「二日酔いには迎え酒」
    ~たとえその場しのぎでも?~
    3. 今月の雑学 「おしゃか様のはなし」
    4. しゅうじクンのおススメ!(コーヒー編その1)
    ~コーヒーって大人だよな~
    【3】編集後記
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    【1】ご挨拶

    ◆ミカド電装商事株式会社 代表取締役 沢田元一郎

    皆さま、いつも当社をご指導、ご支援くださり有難うございます。
    平成23年11月より、オンライン情報「バックアップ」を開始致しました。
    毎月1回の配信を原則とし、蓄電池、屋外照明器具、省エネをキーワードに
    情報をお届けしていきたいと思います。
    皆様のお役に立てるよう、努力してまいりますので、何卒よろしく
    お願いいたします。

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    【2】今月のバックアップ情報

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    ┃1.未来に向かう発電技術~③水素エネルギーとは?~
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    未来に向かう新しい発電技術を
    3回シリーズでお届けしています。
    最終回の今回のテーマは「水素エネルギー」です。

                    *

    「水素は遠い未来のエネルギー」。

    つい最近まで、多くの人がそう考えていました。

    ところが、水素を使って家庭でお湯と電気をつくる
    ガス会社の家庭用燃料電池「エネファーム」は
    2009年の発売開始後わずか4年で5万台を超え
    昨年9月には10万台を突破しました。
    価格も340万円から160万円にまで大幅に下がっています。

    また昨年の12月、トヨタが世界に先駆けて
    水素の量産型燃料電池車をついに市販化したニュースは
    記憶に新しいところです。

    化石燃料や自然エネルギーをつかった発電と異なり、
    水素をつかう発電は化学反応を利用します。

    私達は中学校のときに水の電気分解を習いました。

    水(正確には電解質の水溶液)に
    電極を二本入れて電気を流すと、
    それぞれに水素と酸素が発生するあの実験です。

    この反応は逆も成り立ち、
    水素と酸素を反応させて水が生成されるときに、
    電気(正確には電気と熱)が生まれるのです。

    「2H2 +O2 →2H2O+電気」の
    化学式を見てもわかるとおり、
    水素を使った発電は炭素Cが存在しないため
    水が発生するだけで、CO2の排出が全くありません。

    そこで水素は究極のクリーンエネルギーと
    呼ばれるようになりました。
    また同時に発生する熱も、すでにエネファームで
    コージェネレーションシステム
    (熱電併給)として活用されています。

    水素H2は、従来の化石燃料のように採掘の必要がなく、
    石油や液化天然ガス、バイオマス、
    下水汚泥など様々な物質から取り出すことができます。
    ↓↓↓
    http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201504.html#01

    エネファームの水素も
    ガス管を通じて供給される都市ガスから取り出されています。
    水さえあれば無限に生み出すことができるとも言われています。

    では今までの電気自動車と
    水素をつかった燃料電池自動車はどこが違うのでしょう。

    電気自動車は充電した電気を溜めて走ります。
    一方、燃料電池車は水素を補給して
    電気をつくりながら走る電気自動車です。

    つまり燃料電池は、
    電池という名前がついていますが、
    実際は電気を溜める装置ではなく、
    その場でリアルタイムに電気をつくり出す
    移動型の発電装置なのです。
    ↓↓↓
    http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201504.html#02

    燃料電池車の普及には現在のガソリンスタンドのように、
    街中にも郊外にもたくさんの
    水素ステーションの設置が望まれますが、
    ガソリンスタンドの設置が数千万円で済むのに対して、
    水素ステーションは約6億円かかると言われています。

    水素は化学反応で直接電気をつくるため
    エネルギー効率が高いのも特徴ですが、
    自然界には単体で存在しないことから、
    燃料として実用化する段階で
    大きな非効率と膨大なコストを発生させます。

    一方、都市ガス・天然ガス・石炭ガスからの改質という
    比較的安価な製造方法では
    CO2を排出してしまう矛盾を抱えています。
    (エネファームもCO2を出します)

    昨年6月、燃料電池車の試作モデル発表時、
    トヨタの加藤光久副社長は
    「長い長いチャレンジ」という言葉を使いました。

    前回の宇宙太陽光発電でも篠原教授(京大)が
    「自分の代では終わらないかもしれない」
    という印象的なコメントを残しています。

    そこには、時間がかかることを承知しながら、
    未来への価値ある技術と信じて取り組む
    技術者の確固たる姿勢と熱意が伺えます。

    水素を当たり前のように広く使える日は
    確かにまだ遠い先なのですが、
    それでも注目が集まっている背景には、
    エネルギーのほとんどを輸入に頼る日本にとって、
    水素を課題解決の一助にしたい考えがあります。

    また、世界的に競争が激しい自動車産業では、
    後発のメーカーが技術的に追いつけない未来型の自動車をつくり、
    先行者として利益を取っていきたい狙いもあります。

    水素社会の推進は、日本の未来をかけて進められる
    国をあげての大きな挑戦と言えるのかもしれません。
    ↓↓↓
    http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201504.html#03

     

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    ┃2.説子の部屋
    ┃ 【二日酔いには迎え酒】~たとえその場しのぎでも?~
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    今号から新しいシリーズとして「説子の部屋」を掲載します。
    通説や伝承など、諸説があるテーマやそれにまつわるお話をご紹介していきます。
    第一回目の今回は「二日酔いには迎え酒?」です。

                        

    昔から、
    二日酔いには「迎え酒」が効果的と言われます。

    江戸時代の川柳にも
    「迎ひ酒あたまてんてんしては呑み」
    と詠まれていることから、
    古くから二日酔いを緩和する風習として
    知られていたことがわかります。

    以前は「迎え酒は有効」という意見もありましたが、
    平成以降の研究では、
    エタノールの効果で感覚が鈍るため、
    頭痛や吐き気などを一時的に感じにくくするだけの、
    その場しのぎと考えられるようになりました。
    (個人的にはそれで十分な気もしますが(笑))

    しかし一説によると、
    ある種の二日酔いには効果的!という研究も。

    それはお酒にごくわずかに含まれる
    メタノールが悪さをしている場合で、
    ブランデーやワインなど香りや色が濃いお酒は
    このメタノールの濃度がほかより多く、
    それが原因で二日酔いになっている場合は
    透明なお酒(エタノール)の摂取が
    効果があるというのです。

    エタノールのほうが分解の優先順位が高いため、
    体がそちらに気を取られて
    メタノールの分解をサボっちゃうみたい。

    結果として不快な症状が出にくくなるとのこと。
    ただしこれは仮説らしいので、
    やはり飲み過ぎないのが一番ですね。

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    ┃3.今月の雑学 【おしゃか様のはなし】
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    4月8日は花まつり、
    お釈迦様の誕生日といわれています。

    仏教系の幼稚園を出た方は、
    誕生仏を飾り、甘茶を頂いた経験があると思います。

    機械などが壊れてしまった時
    「オシャカになる」という言い方をしますよね。

    昔、江戸は神田の飾りかんざし職人の、
    金細工を失敗した時の言い訳が
    「(加工に使う)火が強かった」だったのが、
    江戸っ子なために「し(ひ)がつよかった」と聞こえ、
    「しがつよか(った)」→「しがつよーか」
    →「4月8日と言えばお釈迦様の誕生日」
    →「オシャカになった」としゃれたと
    いう説がありますがほんとうでしょうかね(笑)。

    オシャカになるの真偽は別にして、
    江戸っ子が洒落好きだったのは間違いないようです。

    お店の看板にも、
    おいも屋さん→「十三里」栗よりうまい(9里+4里)、
    質屋→「(将棋の)歩」入ると金になる、
    銭湯で板(いた)に「わ」を書いて
    「(湯が)わいた」(営業中)、
    「ぬ」を書いて「(湯を)ぬいた」(準備中)。

    居酒屋で「春夏冬二升五合」と書いて
    「あき(秋)ない
    ますます(一升ます2つ) はんじょう(五合で半升)」
    なんていうのもあったそうです。

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    ┃5. しゅうじクンのおススメ!(コーヒー編その1)
    ┃【コーヒーって大人だよな】
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    今月から新シリーズ「しゅうじクンのおススメ!」が始まりました。
    沢田秀二常務のおススメとこだわりを、編集部が聞き書きして毎月掲載いたします!

                        

    「第一回目ということで、昔からの一番のこだわり、コーヒーについてお話ししたいと思います。
    飲み始めたのは小学校高学年の頃。15、6歳上のいとこが豆を挽いて自宅でブレンドして飲んでい
    るのを見て、「コーヒーっておいしそうだしなんか大人だよな」と思ったのがきっかけです。
    初めて自分でいれてのんだのがネスカフェ。しかも大人だからブラックです(笑)その頃から
    なんとなく「コーヒーっておいしいな」と思っていました。

    中学生になると定期試験があるので一応夜に勉強する訳ですが、その時にも2、3杯飲んでいました。
    毎日飲む習慣がついたのはその頃です。当時の豆の好みはずっとネスカフェの黒かゴールド(笑)
    CMも格好良くて憧れでした。豆で飲むようになったのは社会人になってから。詳しくはまた次回!」

    新シリーズ「しゅうじクンのおススメ!」はメルマガ資料室にも掲載しています。
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    【4】編集後記

    春はお別れの季節。
    1年半という短い期間でしたが
    今回で編集後記を担当させていたくのが最後となります。

    お読みいただいた皆様に
    少しでもホッとしていただけるような情報を
    お届けできていたら嬉しく思います。

    正直、文章が苦手で毎月四苦八苦してました(笑)

    今までお読みくださった皆様、
    本当に有り難うございましたm(__)m
    そして今後ともミカド電装商事メールマガジンを
    よろしくお願いいたします。
    (今 美由紀)

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    編集:沢田元一郎・今美由紀・笹崎久美子
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