「電圧=電流×抵抗」という電気の基本中のキホンの法則です。
これをお読みの皆さんには
<V=IR>と書いたほうが馴染深いかもしれません。
この法則の発見により、
それまで成り行きまかせだった電気現象の様々な値が
計算で求められるようになり、
電気を実用化する大きな一歩となりました。
オームの法則は最近、
医療の現場でも例え話によく使われています。
ある電気技術者の男性が主治医に突然
「オームの法則を知っているか?」と聞かれ
「(当然)知っている」と答えると
「血圧はオームの法則をそのまま適用して説明できる」
と言われたそうです。
「血圧=血流量×血管抵抗」と当てはめて、
血管抵抗の原因になっている
血管内の脂肪、コルステロールの付着、
動脈硬化やストレスによる血管の収縮などを抑えれば
血圧も下がるという説明で、
彼は妙に納得してしまったとのこと。
ちなみに血流量のほうを抑えるためには利尿剤が使われています。
電気の法則ですが健康の小ネタにもぜひどうぞ。