◆◇◆◇◆ミカド電装商事がお届けするオンライン情報◆◇◆◇◆
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第25号(2013.11.27)△△△
◆◇◆目次◆◇◆
【1】ご挨拶
【2】今月のバックアップ情報
1.触媒栓~小さな容器の縁結び~
2.法則の法則 「ハインリッヒの法則」 ~教育現場でもヒヤリ・ハット~
3.今月の雑学 「赤鼻のトナカイはオス?メス?」
【3】社員紹介 「営業部 多田秀哉さん」
【4】編集部から
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【1】ご挨拶
◆ミカド電装商事株式会社 代表取締役 沢田元一郎
皆さま、いつも当社をご指導、ご支援くださり有難うございます。
平成23年11月より、オンライン情報「バックアップ」を開始致しました。
毎月1回の配信を原則とし、蓄電池、屋外照明器具、省エネをキーワードに
情報をお届けしていきたいと思います。
皆様のお役に立てるよう、努力してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
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【2】今月のバックアップ情報
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┃1. 触媒栓~小さな容器の縁結び~
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車のバッテリーの電解液が減っているのを見て、バッテリー補充液を注入した
経験のある方も多いと思います。
バッテリー補充液の成分は精製水です。
バッテリー(鉛蓄電池)に使われている電解液は希硫酸(硫酸を精製水で薄めたもの)
ですが、化学反応によって「水分だけが減る」現象が起こるため、
水の補充が必要になります。
車のバッテリーは充電を続けると電解液の水分が分解されて水素ガスと酸素ガスが
発生します。普通のバッテリーの場合はその対処として内圧を開放する通気孔
が設けられており、ここからガスが外に放出されてしまうため「水が減る」という
結果になるのです。
(メンテナンスフリーと呼ばれる別構造のバッテリーもあります)
産業用の鉛蓄電池ではこの欠点を補うために様々な技術で蓄電池をシール化し、
電解液の減少だけでなく電解液の飛沫による汚損や腐食を防ぎメンテナンスを
大幅に軽減しています。
その技術のひとつが今回取り上げた「触媒栓」です。
触媒栓とは充電中に発生したガスを触媒で再結合させて水に戻し電解液中に
還流するための特殊なキャップ(栓)です。
↓↓↓触媒栓の写真
http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201311.html#syokubaisen
水素と酸素はそのままただ混ぜ合わせても水にはなりません。
ところがこの混合気体に触媒を少量介在させると常温でも急激に反応が進み熱を
伴って水蒸気を生成します。水蒸気は冷却されて水滴となり電解液中に戻されるため
電解液の減少はほとんどありません。
↓↓↓触媒栓の構造
http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201311.html#kouzou
触媒とは化学反応の反応速度を速める物質で、自身は反応の前後で変化しない
ものをいいます。
つまり自身の構造を変えずに物質の反応を促進させるものです。
言ってみればお見合いの時の世話焼きの仲人さんや、幼稚園児が手をつないで
輪になる時に「はい、太郎ちゃん花子ちゃんと手をつないで」と促す先生みたいな
ものとお考えください。
触媒栓以外でも自動車の排気ガスの浄化などにも使われています。
触媒栓を長く使っていると徐々に還流効率が悪くなり補水機能が保てなくなる
ばかりでなく、減液のため蓄電池本体が動作しなくなることもあります。
有効期限を確認し利用開始後5年を経過したものは全数の交換が必要になります。
蓄電池をご覧になる機会があったら交換期限が記されたステッカーを
ぜひご確認ください。
(あなたの会社の触媒栓は大丈夫ですか?)
↓↓↓触媒栓の有効期限の表示例
http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201311.html#kigen
↓↓↓ミカド電装の触媒栓のサイトはこちらです。
http://goo.gl/y1wXwG
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┃2. 法則の法則 【ハインリッヒの法則】~教育現場でもヒヤリ・ハット~
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「1:29:300の法則」とも呼ばれる有名なこの法則は、米国の損害保険会社の
ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが統計的に導き出したもので、
1件の重大な事故の裏には29件の軽微な事故があり、
その裏には300件の表に出て来ない誰かのヒヤッとした体験があるというものです。
事故になる手前のヒヤリ・ハットの段階でしっかり対策を講じていけば大きな災害が
防げるという考え方ですが、「トラブルに至る前に気付いて対処する」という発想は
多方面で応用されています。
ある中学校では「机をきちんと並べる」などいくつかの日常的な生活指導を
徹底させたところ学級全体が落ち着いてきたそうです。
その校長先生はこの法則を引用し規律の乱れや学級の小さな荒れが学級崩壊に
つながると述べています。
教育現場でも見過ごされがちな少しの異変によく気が付き、早めに対策を取れることが
リスク回避のカギとなるようです。
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┃3. 今月の雑学 【赤鼻のトナカイはオス?メス?】
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当社のある仙台では、光のページェントが始まると街は一気にクリスマスムードに
包まれます。そんなクリスマスイブに鈴の音高くやってくるのは、サンタさん。
今回の雑学は彼を乗せたそりを引くトナカイが主役です。
トナカイはシカの仲間で、英語圏ではカリブーまたはレインディアと呼ばれています。
私達が普段呼んでいる名はアイヌ語の「トゥナッカイ」が起源だそうですよ。
さて、サンタのトナカイにはそれぞれ名前が付いていることをご存知でしたか?
ダッシャー 、ダンサー 、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド 、
ダンダー、ブリクセムの8頭に、濃霧のイブに先頭を走り、歌にもなった赤鼻のルドルフ。
このトナカイたち、実は全員メスなのではないか?という説があります。
なんでもこの季節、オスのトナカイはあの立派なツノがちょうど抜け落ちるシーズンなので、
もしオスだったらあのシルエットにはならないんだそうです。ちょっと意外でしたね。
ちなみにサンタクロースのモデルとなった聖ニコラスはロバに乗っていたんだそうですよ。
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【3】社員紹介
今回は、営業部 多田秀哉(ただ しゅうや)さんです。
http://homepage-town.jp/mikado-d/reference/201311.html#tada_syuya
「釜石工業高校出身です。まだまだ全然荒削りですが、
営業をしていると色々な言葉や常識を教わるので自分のプラスになります。
3年前からダーツを始めました。
それ自体も面白いのですがダーツバーに行くと老若男女、色々な業種の方達と
お話しできたり知り合えたりするのでそれが一番面白いです。
盛岡にいるときは毎週バスケで汗を流していました。体型維持のために
また何か運動したいです。
服飾系のお仕事経験もあるという多田さん、
来年はプライベートでハッピーな事があるかも?とのことでした!
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【4】編集部から
今年は雪が降るのが早かったですね。そんな雪にまつわる“雪虫”のお話を少し。
主に東北~北に生息している雪のような綿毛をつけた小さな虫で、雪虫が飛ぶと
2週間後には雪が降ると言われています。
かつて北海道に住んでいた頃、そんな迷信めいた話しがあるのかなと疑っていましたが、
本当に降るんです、雪が!
繊細でそっと触れただけでも弱ってしまう儚い虫ですが、
冬の訪れを告げる風物詩として大切な役割を担っているのですね。
(今 美由紀)
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ホームページより資料請求・お問い合わせいただいた方にお送りさせていただいています。
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編集:沢田元一郎・今美由紀・笹崎久美子
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