社員リレー記事(04)工務部コラム「ヒヤリハットについて」

    みかドン ミカどんミカド電装商事の社員が持ち回りで記事を担当する「社員のリレー記事」コーナーです。第4回は当社工務部のSさんが担当するヒヤリハットについてです!

    ヒヤリハットについて

    このコラムを書いた人 工務部 Sさん

    今回私は、ヒヤリハットについて記事を書きたいと思います。

    まず、ヒヤリハットとは、大きな事故やケガには至らなかったものの、事故になっていた可能性のある、一歩手前の出来事です。

    ヒヤリハットの語源は想像通り、「ヒヤリとした・ハッとした」という言葉から生まれたそうです。

    事故における法則の1つに「ハインリッヒの法則」があります。

    これは「1:29:300の法則」とも呼ばれ米国の安全技師ハインリッヒさんが考案したそうです。

    基本的な考え方は「同じ人が災害を330件起こしたとすると、うち一件は重い災害である、また29回は軽傷事故で、残り300回は傷害や物損の可能性があっても結果的に傷害がなかった事故である」というものです。

    上記の考え方では330回の事故のうち9割強にあたる300回の事故では、傷害は発生していません。しかし、この300回の背景には不安全な行動・状態が確実にあったことに着目する必要があります。

    私も業務上ヒヤリハットを経験する事があります。

    例えば「蓄電池を運搬中に手が滑り落としそうになった」 「開口部に気づかずに歩いていて転倒しそうになった」 などです。

    ヒヤリハットは日常生活等どこにでも存在しています。

    しかしヒヤリハットを見つけたときにそのままにせず教訓として改善策を立てて実行し、事故を未然に防ぐ取り組みが大切です。

    上記事例の具体的な対策は「蓄電池運搬時には滑り止めの手袋を着用する」「開口部は分かりやすいようにカラーコーン等で区画する」など、事故を未然に防ぐことが出来ます。

    私もヒヤリハットを見つけたら、そのままにせず対策を立て、未然に事故を防ぐ活動を心がけて日々の業務や日常生活を送っていきたいと思います。

    (ミカド電装商事株式会社 工務部 S )