気体の体積と圧力と温度に関する法則です。
「気体を2倍に加圧すると体積は1/2になりますよ」
というロバート・ボイルの法則と、
「気体の温度を2倍にすると体積も2倍に膨張しますよ」
というジャック・シャルルの法則を組み合わせ
「気体の圧力は体積に反比例し絶対温度に比例する」としたものです。
気体に圧力をかけると温度が上がることから、
エアコンではこの原理を利用し、
コンプレッサーでガスを圧縮した際の発熱を暖房に使い、
夏場は液化させたガスを膨張弁で減圧して
再び気体に戻る(気化)ときの吸熱を冷房に使っています。
冷蔵庫も同じ原理です。
気体の加圧による温度の上昇は
空気入れポンプでも体験することができます。
ちなみに弊社の沢田常務は
自転車に空気を入れたときにポンプの底が暖かくなったことから
「先生の言った事は本当だ!」と感動し、
それ以来「ボイル・シャルルの法則は今も忘れない」そうですよ!