人が商品を買うまでのプロセスを
→Attention(注意)
→Interest(関心)
→Desire(欲求)
→Memory(記憶)
→Action(行動)
の5段階とし、その頭文字をとったものです。商品を認知(Attention)して
感情(Interest、Desire、Memory)が動いたときに初めて消費行動(Action)が
実行されるという理論で、商品が売れないとき、どこに原因があるかを検討する
見極めにも使われています。
感情が動かなければ行動に至らないのは、仕事でも同じではないでしょうか?
「これをやらないとこういう危険がある(関心)」
「重篤な事故につながる(記憶)」
「事故を起こしたくない(欲求)」
と明確にイメージできるからこそ経験者ほど面倒をいとわずに作業するのであり、
そこに不安を感じない人は行動にもつながりません。
職場の安全も単に遵守事項の伝達(認知)だけでなく、ひと声プラスして
相手の感情が動くような補足説明があると、経験の浅い新人さんもより行動が
徹底されるのかもしれませんね。