【雑学】おしゃか様のはなし

    4月8日は花まつり、
    お釈迦様の誕生日といわれています。

    仏教系の幼稚園を出た方は、
    誕生仏を飾り、甘茶を頂いた経験があると思います。

    機械などが壊れてしまった時
    「オシャカになる」という言い方をしますよね。

    昔、江戸は神田の飾りかんざし職人の、
    金細工を失敗した時の言い訳が
    「(加工に使う)火が強かった」だったのが、
    江戸っ子なために「し(ひ)がつよかった」と聞こえ、
    「しがつよか(った)」→「しがつよーか」
    →「4月8日と言えばお釈迦様の誕生日」
    →「オシャカになった」としゃれたと
    いう説がありますがほんとうでしょうかね(笑)。

    オシャカになるの真偽は別にして、
    江戸っ子が洒落好きだったのは間違いないようです。

    お店の看板にも、
    おいも屋さん→「十三里」栗よりうまい(9里+4里)、
    質屋→「(将棋の)歩」入ると金になる、
    銭湯で板(いた)に「わ」を書いて
    「(湯が)わいた」(営業中)、
    「ぬ」を書いて「(湯を)ぬいた」(準備中)。

    居酒屋で「春夏冬二升五合」と書いて
    「あき(秋)ない
    ますます(一升ます2つ) はんじょう(五合で半升)」
    なんていうのもあったそうです。