節分の豆まきの主役といえば鬼。
私たちがイメージする鬼は、
2本の角とトラのパンツが特徴的ですね。
鬼がその姿で描かれるようになったのは平安時代。
当時不吉な方角とされた丑寅(うしとら;北東)を
「鬼門」と呼んだことから
「牛の角」と「トラの毛皮」が鬼を表すことになったのだとか。
それ以前の鬼は語源の「おぬ(隠)」が示す通り、
数々の厄災をもたらすが姿を見せない、
大変恐ろしい存在だったようです。
鬼は角とトラのパンツを手に入れたことで、
どことなく親しみのある存在になり、
「泣いた赤鬼」「鬼のパンツ」などの
名作が生まれたわけですね。
東北の皆さんにはおなじみの、
でん六の鬼の面。
今年は「カブキ鬼」でSETSUBUNを
世界に発信するそうですよ。
https://www.denroku.co.jp
<おまけ>
この季節にぴったり。
ユーモラスな鬼が大活躍する「かぜたろう」はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=fLkziEncY7g