2月3日は、節分。
「節分といえば豆まき」だった東北地方にも、いつの間にか「恵方巻き」の習慣が
少しずつ根付いてきているようです。
もともと関西の一部で行われていた恵方巻きの習慣が、全国デビューしたのは
平成10年。セブン-イレブンがテレビCMを行った時からだそうですが、
関西でもそれまでは恵方巻きの名前は使われず、もっぱら「丸かぶり寿司」と
呼ばれていたそうです。
そんな「丸かぶり寿司」が関西で一般的になったのも実はそう古いことではなく
昭和30年頃、大阪の業務用海苔卸会社が丸かぶり寿司を海苔の拡販キャンペーン
として考案。飛行機でビラを巻くなどして普及に務めたのだそうです。
今では全国アンケートで「食べたことがある」の回答が50%を超える恵方巻きにも
こんな歴史があったんですね。
最近では、お寿司の他にもロールケーキやサンドイッチ、オムライスの「恵方巻き」まで
あるそうですよ。今年の恵方は「東北東」。お好きな食べ物の恵方巻きで、
今年の福を呼び込んではいかがでしょうか。