元々は富の不均衡に関する理論です。
イタリアの経済学者パレートは調査の結果「経済において全体の数値の大部分を
その一部が生み出している」という結論を得ました。
それに印象深い数字や経験則が結びつき、20:80の法則と同義に受け取られるよう
になりました。20:80の法則とは、物事の80%が20%のリソースで成立しているという
考え方です。
◎20%の富裕層が世界の富の80%を所有している
◎上位20%の営業マンが全社売上の80%を稼ぐ
◎上位20%の取引先で全社売上げの80%を占める
など、言われてみればあるある…と思わず頷いてしまう例が多く、
今では色々な分野で引き合いに出されています。
私の場合は、その本の20%を読んだだけで80%理解した気分になってそこで読むのを
やめてしまう、といったところでしょうか・・・?
IBMはPCで使用頻度の高い約20%の機能だけを集中改善して成果を上げたそうです。
ネタとしてだけでなく実際の経済活動でも有効な法則です。