【ヒストリー】41.電気機関車① ~世界初の電車は”電池”機関車だった~
最初の電気機関車といわれているのは、スコットランドのロバート・デビッドソンが1837年、アバディーンで製作したもので、電源にはガルバニ電池(亜鉛一次電池)を使用していました。彼はその後、1841年にこれを大...
最初の電気機関車といわれているのは、スコットランドのロバート・デビッドソンが1837年、アバディーンで製作したもので、電源にはガルバニ電池(亜鉛一次電池)を使用していました。彼はその後、1841年にこれを大...
アジサイは日本で生まれ、海外の人にも大人気の美しい花ですが、原種は日本に自生するガクアジサイです。この時期、私達が庭先やお寺の境内などで目にする見事なアジサイは、ガクアジサイを観賞用に改良した...
ヘアドライヤーは19世紀の末にフランスで開発されていたようですが、初めて製品化されたのは1906年のドイツと言われています。その前年にニクロム線が発明されていたため、電気を熱として利用する手法が一気に加速し...
ある日、仙台市中心部のアーケード街のひとつであるサンモール一番町の中に、地味だけど真新しい小さな山車が突然飾られていて「これは何だろう?」と思いました。それが1985年(昭和60年)に復活した、仙台の新しいお祭り『青葉ま...
前回、世界で最初のエレキギターは、今でいえばミュージシャン系のベンチャーであるジョージ・ビーチャムが1931年に考案し、自社工場を持っていた機械技術者のアドルフ・リッケンバッカーと提携して、現在のリッケンバッカー社の前身...
仙台のような地方都市でも、最近では、定番の赤・黒以外のランドセルを見かけることが多くなりました。そのきっかけとなったのは、2001年にイオンが発売した「選べる24色のカラーランドセル」だったようですが、ランドセルの色って...
意外なことですが、初期のギターはマイナーな楽器でした。それまでのポピュラー音楽におけるギターは、和音を奏でるだけの伴奏楽器に過ぎず、他の楽器が様々に改良されていく中で、取り残された存在でした。 しかし、1930年代にアメ...
電子オルガンは、教会でよく見かけるパイプオルガンの代替え機として登場しました。長いパイプをたくさん使うパイプオルガンは、大型のものになるとその数が数千本にもなり搬送が困難だけでなく製作コストも膨大です。 そこで登場したの...
海外ではあまりない日本独特の慣行、「転勤」。そのルーツは織田信長に辿れるかもしれません。 近世の大名は、時の統一権力に命じられると所領を移さなければなりませんでした。転封や国替と呼ばれる制度で、懲罰または恩賞として行われ...
2月14日はバレンタインデー。女性がチョコに想いを託して告白…というイメージはもはや古く、現在の主流は「友チョコ」。意中の相手に告白するよりも、友達同士でチョコを贈り合って盛り上がる女性の方が多いのだとか。さらに男性も約...
海外の空港のインターネットコーナーなどでマッサージチェアを見かけることがあります。世界で初めて量産されたマッサージチェアはフジ医療器の創業者の藤本信夫氏が1954年に製作した「フジ自動マッサージ機」です。 フジ医療器はマ...
豆をまいて厄を祓う節分。穀物には魔除けの力があるため、「まめ」を「魔の目」に投げつけて「魔を滅する」という行事です。この時投げる豆といえば何を思い浮かべるでしょうか?日本の3割ほどの人が挙げるとされるのが、殻付きの落花生...
こたつの歴史は意外に古く、囲炉裏の上にやぐらを組んで布団をかけた室町時代がその起源と言われています。やがて囲炉裏に替わって火鉢が使われるようになり、移動可能な置きごたつとして江戸時代中期に普及しました。その後、熱源が火鉢...
おめでたい時の食べ物と言えば餅。日本人の生活に深く根付いた米には稲魂が宿るとされ、古くから神様への供物、「神饌」として捧げられてきました。白い餅には霊力や生命力が宿ると信じられ、お祝いのハレの日に食べる習慣が広がったそう...