【ヒストリー】21.ガスコンロ
七輪からぐるりと華麗に変身 ガス台、ガスレンジ、ガステーブルなど、今はいろいろな呼び名があり『ガスコンロ』という言葉を使うことも少なくなりましたが、コンロというのは立派な日本語で、漢字では焜炉と書き、本来は持ち運び可能な...
七輪からぐるりと華麗に変身 ガス台、ガスレンジ、ガステーブルなど、今はいろいろな呼び名があり『ガスコンロ』という言葉を使うことも少なくなりましたが、コンロというのは立派な日本語で、漢字では焜炉と書き、本来は持ち運び可能な...
電子レンジはアメリカの軍需製品メーカーである レイセオン社で偶然をきっかけに生まれた製品です。 レーダーの担当技術者がマイクロウェーブを照射する マグネトロンという機器の前に立った時に、 ポケットのチョコレートが溶けてい...
日本における冷蔵庫の歴史は、 1923(大正12)年に三井物産が、 GE社の電気冷蔵庫を初めて輸入したことから始まります。 GE社はそれまでの手押しポンプや蒸気機関などに代わり、 電気コンプレッサーで冷媒を圧縮する電気冷...
最初の国産電機洗濯機は 芝浦製作所(現:東芝)が1930年(昭和5年)に アメリカの技術を導入して「ソーラーA型」という商品を 製造販売したのが第一号です。 洗濯方式は撹拌式で、 ドラムの中央に水をかき混ぜる 回転棒のよ...
日本で初めてレコードプレイヤーを実用化したのは、DENONです。 DENONの製品は昭和14年に 国産第一号としてNHKに納入されました。 DENONは早稲田理工卒で ヴァイオリニストでもあった技術者、 坪田耕一氏が昭和...
家電に関するヒストリーを、 シリーズでお届けしています 今月は「テレビ」です。 * * * * * 国産第一号の家庭用テレビ受像機は、 1953年(昭和28年)に シャープ(当時は早川電気)から発売されました。 NHKが...
最初の電気炊飯器は1955年(昭和30年)に 東芝(当時は東京芝浦電気)から発売されました。 炊飯は米の量や室内の温度で沸騰までの時間が異なるため、 タイマーで一定時間加熱するだけでは生煮えや焦げ付きを防げず、 家電メー...
避雷針は、1753年 アメリカのベンジャミン・フランクリンによって発明されました。 この時代はまだオイルランプの時代で、 エジソンらによって電気が使われ始める 130年も前の話です。 フランクリンは凧揚げ実験により、 雷...
通常の何十倍にも達する故障電流を遮断することができる機器を 開閉器と区別して遮断器と呼んでいます。 初期の送電システムは仕組みが単純で発電量も少なかったので、 遮断器という概念はありませんでした。 けれど系統の拡大で短絡...
変圧器は電磁誘導を利用して電圧を変える機器で 効率のいい送電には欠かせません。 その原型は、電磁誘導の法則を発見した マイケル・ファラデーが説明用につくった装置でした。 やがて配電システムのための変圧器を ゴーラール(1...
波の動きで電気を起こす発電を波力発電といいます。 「波力発電の父」と呼ばれ海外で名高い 日本人がいることをご存じでしょうか? それは益田式航路標識ブイの開発者で、 世界で初めて波力発電を実用化させた 益田善雄氏(1925...
世界で最初の地熱発電はイタリアのラルデレロから始まりました。 ラルデレロでは19世紀前半よりホウ酸が生産されてきました。 ラルデレロという地名はこの地でホウ酸の大量生産に成功した フランス出身の技術者フランソワ・ド・ラル...
日本の地熱発電の歴史は大正7年、 海軍中将・山内万寿治(やまのうちますじ)が、 大分県の別府で噴気孔掘削を開始したことに始まります。 山内は軍人として国のエネルギーを考え、 将来の石油・石炭枯渇に備えた地熱利用の調査を進...
世界初の水力発電所は1882年米国アップルトンの製紙工場に 初めて電灯をつけたエジソンによる発電所でした。 その6年後(明治21年)に 日本でも初めての自家用水力発電所ができました。 それが仙台の三居沢(さんきょざわ)発...