【法則の法則】Season2「エントロピー増大の法則」覆水盆に返らず_38号
ブラックコーヒーにコーヒーミルクを垂らすと、 直後の一瞬はくっきりと分かれていますが、 やがて混ざり合って区別がつかなくなります。 ミルクがコーヒーとまだ混ざっていない状態を エントロピーが小さいと言い、 お互いが完全に...
ブラックコーヒーにコーヒーミルクを垂らすと、 直後の一瞬はくっきりと分かれていますが、 やがて混ざり合って区別がつかなくなります。 ミルクがコーヒーとまだ混ざっていない状態を エントロピーが小さいと言い、 お互いが完全に...
子供の頃、雪が降ると雪合戦をしましたね。 体も暖まりとても楽しかったのですが、 顔に当たると泣く子が続出。 ガキ大将が「顔は禁止」とルール宣言するのですが 子供のコントロールではなかなか守るのが難しかったですね。 昭和の...
波の動きで電気を起こす発電を波力発電といいます。 「波力発電の父」と呼ばれ海外で名高い 日本人がいることをご存じでしょうか? それは益田式航路標識ブイの開発者で、 世界で初めて波力発電を実用化させた 益田善雄氏(1925...
水の化学式はH2Oで、 水素Hと酸素Oが2:1で水になると学校で習いました。 けれどHとOを2:1で反応させても 体積はなぜか3にはならず2になります。 その矛盾を見事に解き明かしたのが イタリアの化学者アボガドロ(17...
本格的な寒さが訪れるシーズンになってきました。 冬がなぜ寒いのかというと太陽の高度が低くなり 面積あたりの光の量が減るためなのですが、 夜が長くなって日照が減ることも大きいですね。 1年で一番夜が長い日である「冬至」、 ...
世界で最初の地熱発電はイタリアのラルデレロから始まりました。 ラルデレロでは19世紀前半よりホウ酸が生産されてきました。 ラルデレロという地名はこの地でホウ酸の大量生産に成功した フランス出身の技術者フランソワ・ド・ラル...
気体の体積と圧力と温度に関する法則です。 「気体を2倍に加圧すると体積は1/2になりますよ」 というロバート・ボイルの法則と、 「気体の温度を2倍にすると体積も2倍に膨張しますよ」 というジャック・シャルルの法則を組み合...
先日独立を問う住民投票が行われたスコットランドで連想するのは テレビ小説「マッサン」でもおなじみのスコッチウイスキーです。 意外なことですが初期のスコッチウイスキーは 焼酎のように透明なものだったといいます。 ところがス...
日本の地熱発電の歴史は大正7年、 海軍中将・山内万寿治(やまのうちますじ)が、 大分県の別府で噴気孔掘削を開始したことに始まります。 山内は軍人として国のエネルギーを考え、 将来の石油・石炭枯渇に備えた地熱利用の調査を進...
オームの法則と同じく電気の基本法則です。 電流則と呼ばれる第一法則と電圧則と呼ばれる第二法則があります。 第一法則は電気回路において 「回路上に分岐(または交叉)点があったときに、 その点から流れ出る電流の和と その点に...
9月の初旬、つい我慢できず一尾200円のサンマを買ってしまいました。 塩焼きで賞味しましたが「高いサンマを買った」という感情が 相乗効果を産んだのか「久しぶりに美味しいものを食べたなぁ」 という感慨にしばし耽るほどでした...
世界初の水力発電所は1882年米国アップルトンの製紙工場に 初めて電灯をつけたエジソンによる発電所でした。 その6年後(明治21年)に 日本でも初めての自家用水力発電所ができました。 それが仙台の三居沢(さんきょざわ)発...
「電圧=電流×抵抗」という電気の基本中のキホンの法則です。 これをお読みの皆さんには <V=IR>と書いたほうが馴染深いかもしれません。 この法則の発見により、 それまで成り行きまかせだった電気現象の様々な値が 計算で求...
暑かった夏も一段落し、 朝晩には虫の声が聞こえるようになりました。 これからは山の恵みが美味しい季節になりますが、 皆さんは秋の味覚のきのこと、春の味覚のたけのこが、 熾烈な争いを繰り広げていることをご存知ですか? それ...